社会不安障害(SAD)とは?
社会不安障害とは、人前で発表をするなどの行動をするのが苦痛であり、それから逃げてしまうあるいは避けてしまうような状態のことをいいます。誰しも人前に出ると緊張してしまうものです。
【対人恐怖症】
神経症の1つで、社会不安障害とも呼ばれる。軽度の場合は「あがり症」。人前で何かをする事に極度の緊張と恐怖を覚え、赤面、冷や汗などの症状が出る。— 楽しい心理学bot (@bot_tyy) September 8, 2017
緊張すること自体は当たり前のことなのですが、それが例えばスピーチをすることとなった時、それが嫌で学校や会議を休んでしまうといったところまでいくと社会不安障害の疑いがでてきます。学生時代には社会不安障害の症状は現れなかったのに、働き始めてから発症したと言う人もいます。
社会不安障害(SAD)を治す方法
社会不安障害を治す方法として次の3つのことがあげられます。1つ目は、ライフスタイルを変えること。普段のライフスタイルが社交的な場面を回避するようなものになっていないでしょうか?
できるだけ人付き合いを避けるような生活を送ってはいないでしょうか?そのような生活がライフスタイルになっていると、社会不安障害の原因となってしまいます。一度勇気を出してそのライフスタイルを変えてみましょう。
抗うつ薬などを用いた薬物療法も効果的です。一度専門の医師に相談し、薬を処方してもらってみてはいかがでしょうか?最後は、認知行動療法です。人は皆、同じ場面や出来事に出会ったときでも毎回まったく異なる反応を示すものです。
それには不器用な考え方や感じ方が関係しており、次第に自分に自信がなくなってきてしまいます。不器用なら不器用のままで良いじゃないかと、気楽に考えていくことが社会不安障害を治す治療に役立ってきます。
視線恐怖症も社会不安障害も、最終的には自分の心との戦いです。しかしもし自分1人では戦いきれないという方は、周りに助けを求めると良いでしょう。そんな時は、専門家を頼るのが良いかもしれません。
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