小学生のお子さんにとって逆上がりは1つの難関!
小さなお子さんが小学校にあがると、真新しいイベントが盛りだくさんです。
そんな中で、体育の授業での「鉄棒の逆上がり」は、簡単にできる子、できない子がはっきり色分けされる意外に大きなイベントの一つです。
逆上がりのコツとお家でできる効果的な練習方法を、ご説明いたしましょう。
まず、逆上がりの3つのコツをお子さんと共有しましょう。
逆上がりの3つのコツ
・自分の胸と腰のちょうど中間くらいの高さの鉄棒を選ぶ
・慣れるまでは順手で逆上がりをする
・足を蹴る方向は前へではなくて上へ
逆上がりは体のバランスを使う運動ですので、ちょうど体の重さの半分の高さの棒をつかうと楽にクルッと逆上がりができるようになります。
次に、逆上がりは逆手で鉄棒をつかむもの、と思い込んでいる方もおられますが、逆上がりができる経験者の感覚では、そして教育大学の実証実験でも順手のほうが逆上がりしやすいと結果がでています。なれない間は順手持ちで逆上がりを練習しましょう。
そして足を蹴る方向ですが、上に蹴り上げるという感触がつかめないことが逆上がりができない原因のナンバーワンです。前へではなく上へ、実際には、からだで覚えなければ逆上がりはできませんが、まず頭で理解させるように心がけましょう。
ご家庭や公園でできるタオルを使った逆上がり訓練方法ご紹介
体をゴロンと転がして体のバランスをつかって起き上がる感触をつかむと逆上がりに役立ちます。
ベットやマットレスで「だるま抱き」の状態で組んだ手を解かずにうしろに倒れて、またその格好のまま背中をロールさせることで起き上がる、親子でゲーム感覚で楽しみながらトレーニングしてみるのがおすすめです。
体幹の筋肉を1枚の板感覚ではなく、わけて扱う感覚が覚えられば逆上がり成功にかなり近づけたことになります。
最後にもう1つ有効な必殺技をお教えしましょう。
足を前に向かって蹴って、鉄棒と体が離れてしまうせいで失敗するわけですから、タオルをつかって鉄棒と体をつないでしまえば、逆上がりができてしまうのです。
やり方を解説した動画がありますので、参考にしてみください。
まとめ
「まわりのお友達はみんな逆上がりができるのに、自分だけできない、自分は運動向いていないんだ」なんて悩んでいたりするお子さんがいらしたら、今回ご紹介した方法で、是非逆上がりができるように協力してあげてくださいね。
コメントを残す