突然、前触れなしに起こる「しゃっくり」。
何回かで治まるならいいですが、続くと苦しくなってしまいますよね。
また、人前での講演やプレゼンテーションなどをしなければならないときにも、唐突に訪れるしゃっくりには困りものです。
そんなしゃっくりを僅かな時間で止められるとしたら、便利だと思いませんか。
そこで、今回はそんなしゃっくりの原因と短時間で止める方法についてご紹介致します。
病気が原因!?
しゃっくりの原因は大きく分けると3つあると言われています。
その中にはストレスや病気が原因の場合も・・
しゃっくりはすぐに止まるだろうしほっとけば治るからいいや、と考えがちです。
しかし、しゃっくりの頻度が多く、止まらない人は病気の可能性もあります。
軽視しがちなものだとは思いますが、今回の記事を見て少しでも参考になればと思います。
それではしゃっくりの原因と、ストレスや病気の場合はどのような頻度になるかを見ていきましょう。
※ストレスが原因の場合
心因性しゃっくりと呼ばれるもので、2日以上しゃっくりが続いている場合は注意が必要です。
止める方法はストレスを取り除くこととシンプルなのですが、なかなか難しいかもしれませんね。
場合によっては胃穿孔などの危険な症状に繫がる可能性もありますので、出来るだけ自分を労わってストレスを取り除いてあげましょう。
※病気が原因の場合
病気が原因の場合は、中枢神経と末梢神経が関連してくるのですが、中枢神経系のしゃっくりは、脳腫瘍や脳卒中やアルコール中毒などの病気の可能性もあり非常に危険です。
末梢神経系のしゃっくりは、肺炎や気管支ぜんそくなどの呼吸器系疾患の場合になることがあります。
対策としてはすぐに救急車を呼ぶのが一番でしょう。
※横隔膜が原因の場合
一般的なしゃっくりの原因がこれに当たります。
アルコールを飲み過ぎたり、タバコを一度に吸い過ぎたりなどの場合に起こりやすくなります。
頻度が48時間以上続く場合などは、ストレスや病気の可能性も出てくるので注意が必要です。
何気なく出るしゃっくりにもしっかり原因があるのです。
しゃっくりに効くツボ
しゃっくりを止める方法の中でも特徴的な、「ツボ押し」です。
調べてみると、実にいろいろなツボがあるのですね。
ツボとしては、以下の4つが主なものとして挙げられます。
・巨闕(こけつ)
位置はへそのちょうど上、一番下の肋骨の手前のみぞおちから指2本だけ下です。
指を4本、揃えるように押し込んで刺激するといいでしょう。
腹痛や吐き気、食欲不振、疲労回復、肩こりにも効果があります。
・気舎(きしゃ)
位置は左右の鎖骨の中心にある窪み、その左右のそれぞれ指2本分の鎖骨の上です。
このツボには鎖骨や肋骨、腕の動脈や静脈、全身のリンパが集まるといわれています。
また、気管支や食道の症状を和らげる効果もあります。
・内関(ないかん)
位置は手首のから指3本分だけひじに寄った真ん中です。
親指の腹部分でやさしく押すのがコツです。
内臓の働きに効果的で、イライラや乗り物酔い、二日酔い、胃痛、吐き気などに効果があるとされています。
・天突(てんとつ)
位置は左右の鎖骨の中心部にある窪みです。やさしく指で押します。
喉は大事な部分ですので、ゆっくりと3秒ごとに押して離すペースを1度に2セット行います。喉の痛みや咳を和らげたいときにも効果的です。
もっと短時間で簡単に止める方法は次ページから!!
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