罰ゲームなどによく使われる、”しっぺ”。
そのやり方はとても簡単で、人差し指と中指二本を使い、相手の腕をバシッ!と叩きます。
ちなみに、しっぺという名前の由来は、皆さんご存知でしょうか。
しっぺの意味
ほとんどの方はご存知だと思いますが、人差し指と中指を立てて、相手の腕をバシッ!と叩きます。
「しっぺ」は、「しっぺい(竹篦)」の音変化だと言われています。
「しっぺい(竹篦)」とは、禅宗で師家が参禅者の指導に用いる法具のことだそうです。
長さ60センチから1メートルほどで、幅は約3センチ。
割り竹で作った弓状の棒のことです。
よく、お坊さんが修行する人の肩をぺしっとやるあの「ヘラ」のようなものです。
「カツ!」とかっていう感じのものです。
手首を打つ「しっぺ」についても、意外にその歴史は古いといいます。
1603年の「日葡辞書」にも解説が載っているそうで、当時の人も何らかの理由で「しっぺ」をしていたようです。
ちなみに「しっぺ返し(何かされたときに即座に仕返しすること)」についても同様に竹篦からきており本来は「しっぺい返し」であります。
「しっぺい」で打たれた後、自分も「しっぺい」で打ち返すことです。
大きな寺院では、高徳の僧がその役を引き受けますが、打つ役を交代で務めるためお互いに打つことになります。
そのことから現代のように、人から受けた仕打ちを受けてすぐに仕返しをすることの意味に変化し「しっぺ返し」が生まれたのです。
痛いやり方
罰ゲームでしっぺをした時に、強く叩いても表面的な痛みしか感じない…
弱い力で叩いているのに骨の芯まで響いてくるなど、しっぺについて疑問を抱いたことはないでしょうか。
力のある人が思いっきり叩けば、確かに痛いのは当たり前ですが、そんな”しっぺ”を最小限の力で、最大限のダメージを与えてみたいとは思いませんか。
そんな方に、パワー絶大のしっぺの方法を紹介します。
①血管を狙う
一番のポイントは、腕の表面に走っている血管を狙うことです。
血管に近い部分の皮膚をピンポイントで叩かれると、骨の芯まで響くような痛みを感じ効果は抜群です。
②腕の側面に近い部分を狙う
普通、叩く相手が手のひらを下に向けた状態で叩くことが多いと思います。
しかし、親指側を斜めに叩くと力が集中し強く痛みを感じます。
③振り下ろす腕・手・指に力を入れない
狙う場所さえ正確ならば、力の強さは必要ありません。
むしろ腕・手・指を柔らかく使って、相手の腕に自分の指がぶつかった瞬間に、指をムチのように相手の前腕に柔らかく当てるようにしましょう。
④爪はしっかり切っておく
これは大前提のことです!
相手にケガをさせないよう、自分の爪はしっかり切っておきましょう。
相手にケガをさせることもなく「強く叩いているわけではないのに、なぜか痛い…」と言わせられれば、もうあたなは必殺しっぺのマイスターです。
骨折した事例も?
お笑い芸人で有名なNON STYLEの石田さん。
今や芸人だけではなくて、様々なバラエティー番組に引っ張りだこで大人気ですよね。
そんなNON STYLE石田さんが医者から言われた一言が衝撃だったといいます。
一体何を言われたのでしょうか?
実は石田さん、今年2月に衝撃的な一言を医者から言われたとTwitterでつぶやいています。
以下その内容です。
医者『石田さんね、しっぺとかもしないでください。やられる方もやる方も』
石田『え?』
医者『嫌でしょ?しっぺで折れるの』
石田『そんなことあります?』
医者『ありますよ、石田さんの骨密度なら』
石田『・・・』
医者『ドクターストップです』
この投稿をみたネット民からはこんな反応がありました。
「一瞬笑ったけど、よく考えたら心配すぎる…」
「命がけのお仕事ですね しっぺはドクターストップですよ!!」
そんな心配する内容のコメントが多く寄せられました。
いかがでしたか。
たかがしっぺ、されどしっぺ…。
紹介した方法で確実に狙えば、今まで力任せにして失敗していたしっぺも、最大のパワーで相手にダメージを与えられます。
しかし、あくまでも弱いものいじめなどに利用しないでくださいね。
遊びなどで楽しく話題を作るために、こちらを参考してください。
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