字をきれいに書く練習方法は?子供でも、大人っぽい字を書けるコツがこれだ!!



皆さんは、自分の書く文字に自信がありますか?

最近は、あまり文字を書く機会が少なくなりましたが、やはり字がきたないと恥ずかしいですよね。

そして、字をきれいに書くコツなどを調べてみてもあまり参考にならない…

そう感じたことはありませんか?

そんな方におすすめ!

今すぐ役立つ美文字のコツは、実在します。

子供が字をきれいに書く練習方法

1.字の練習をする前にチェックすること3つ

1) 鉛筆の種類

鉛筆の種類は、学校でも進められるBか2Bの濃い鉛筆を使うのがおすすめです。

小学校に入学したばかりのころはまだ筆圧が弱いので、HBなど固い種類の鉛筆ではスラスラと書きにくい上に字が薄くなってしまいます。

筆圧が弱くても、しっかり濃い字が書ける鉛筆を選ぶことで滑らかに字が書け、自分の書いた字の形も認識できるので、鉛筆選びも上手に書くためのコツと言えます。

2)鉛筆の持ち方

正しい持ち方をすると、長時間字を書いても疲れにくく、形の良いきれいな字を書くことができます。

鉛筆の持ち方は、一度癖がついてしまうと正すのはとても難しく、癖がついた持ち方の方が書きやすいと勘違いしてしまいます。

幼いうちに正しい持ち方を教えておきましょう。

※鉛筆の正しい持ち方の教え方

親指、人差し指、中指の3本の指の真ん中に鉛筆を持つ

注)指は伸ばした状態です!

人差し指と中指の関節を曲げて、親指の長さに合わせる

書くときに親指を曲げて鉛筆を支える

鉛筆を支えている3本の位置がほぼ一緒であるのが理想

3)消しゴム

書いた文字を綺麗に消すことができる、よく消える消しゴムを使っているかどうかは大事なポイントです。

きれいに消せた場所にはまたきれいな字を書こうという意欲が湧きます。

間違えを嫌がらずに練習しようという気持ちにつながります。

2.なぞり書き練習方法

子供の字の上達法として有名なのは「なぞり書き」です。

なぞり書きをするための本やワークブックもありますが、ワードなどで自作するのがコストもかからずおすすめです。

インターネットで検索すると、無料で使えるプリントやお手本をダウンロードできるものもありますので、プリントアウトして使いましょう。

美しいお手本の字をなぞることで、字の形、そしてきれいに書くことを覚えます。

最初はひらがなからはじめます。

ひらがなカタカナが上達してきたら、漢字の練習も取り入れていきましょう。

・ なぞり書きをするときに気をつける点

時間:

まずは時間をかけて丁寧に書くように指導します。

1つの字をささっと何度も書かせて練習させるより、2〜3回少ない回数でもゆっくり丁寧に書くようにするだけで、驚くほど字がきれいに書けます。

書き順:

書き順を守って書くと、順番どおりに筆を運べてきれいな自体で書けるようになります。

3.なぞらない練習方法

なぞらない練習法は、お手本を横に置いて、お手本を見ながら書く練習です。

なぞらない練習法では、自分のくせやおかしいところをお手本と見比べて発見しながら、そして改善しながら進められるので、自分の字のおかしい部分に気づくことがでいます。

正しいお手本の字の形を真剣に見て理解するので、子どもが丁寧に字を書くように誘導できるメリットもあります。

繰り返しの練習で、お手本に近いきれいな字を書くように心がけるようになります。

 

4.なぞり書きとなぞらない練習、どちらが効果的?

個人的な意見ですが、私の子どもはなぞり書きが面倒に感じてしまったようで、とても嫌そうにやっていました。

なぞらない練習の方は、比較的自分の方から取り組んでやってくれました。

どちらの練習法が良かったというより、字の練習をやってみたことが良かったと言えます。

練習すると確実に上手に書けるようになります。

中でも、ゆっくり丁寧に書くということを覚えたことが一番の上達ポイントだったと思います。

ひらがなでコツを掴んだら、漢字練習はあえてしなかったのですが、難しい漢字も丁寧にきれいに書くようになりました。

あとは、「すごくよく書けているね〜」「かっこよく書けたね〜」といった褒め殺しでこどもの意欲を高める!

これが効果的ですね。

大人っぽい字を書くには・・・

1、字形よく書くためのコツ

字が上手くなるには…

まず、一字ずつきれいに書くところから始めて、その次に文章が整って見える字配りのコツを実践してみましょう。

① 右上がり六度の法則

1つ目は、横画をやや右上がり(約6度)にして書くと、手書き独特の美しさを引き出せるという法則です。

右下がりを随所に感じる書字は、基本的に締まりがなく、だらしない文字に見えます。

”右肩下がり”という言葉自体がマイナスのイメージもあるように、右下がりに見える書き方は違和感がありきれいに見えません。

水平に書いた横線でも右下がりに見えてしまうため、意図的に横画を右上に傾けて書きましょう。

これは、目の錯覚現象を利用した書き方です。

右上がり六度の法則を意識し、すべての横画を右上がりに意識することで、かなり印象は変わります。

② 右下重心の法則

2つ目は、右下の隅をいちばん低くすると、文字に安定感が生まれるという法則です。

①で紹介した”右上がり六度の法則”だけを使って書くと、文字が傾いてしまうためきれいに見えません。

そこで、右下にくる点画に重心を置くとバランスが整い、不自然な見た目を解消できます。

③すき間均等法

3つ目は、線と線の間にできる空間を揃えて書くと、落ち着いた雰囲気の字が書けるという法則です。

字が歪んで見える原因は、すき間の大きさがバラバラになっていると言ってもいいほどで、隣り合うすき間を均等にして書くことで、崩れた字形を改善できます。

2、見栄えを良くするためのコツ

単体の文字を整えて書けるようになったら、次は応用編として文章を書いたときに、見栄えを良くするコツを実践していきましょう。

④漢字は大・ひらがなは小

読みやすくきれいな文章を書く秘訣は、文字の種類ごとに大きさを揃えて書くことです。

その文字列を美しく見せる黄金比率があり、漢字:10(大きめに書く)ひらがな:8(小さめに書く)カタカナ:6(さらに小さく書く)このような比率を意識して、実践してみましょう

⑤ 字間は広く・均等

詰まった字間は圧迫感を感じます。

そして、広すぎる字間もまた言葉の意味が途切れてしまい、バランスが悪くなります。

意識して一定の字間を保ちつつ、均等に文字を配置することで、それだけで読みやすくきれいな文章になります。

こういった美文字のルールを知っておくと、もう手書き文字でも恥ずかしい思いはしません。

いかがでしたか。

「字の上手下手は生まれつき決まっている」そんな話を聞きますが、今回紹介した5つのコツを意識することで、だいぶ印象は変わりきれいに見えます。

自分の字にさじを投げてしまった人でも、できる範囲でひとつずつ実践していくと、クセ字が徐々に直っていきますので、ぜひ練習してみてくださいね。





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