アンチエイジング、いわゆる老化対策は、最近では女性だけでなく男性でも興味がある方が多いのではないでしょうか。
できればいつまでも若々しくいたいというのは、男女問わず同じ思いです。
しかしアンチエイジングといっても、何をしたらいいのでしょう。
また日常から行うにはどんな方法があるのでしょう。
アンチエイジングとは?
まずは、アンチエイジングという言葉の意味は、「アンチ」は反抗や抗体「エイジング」は時間の経過や加齢という意味で、日本語では「抗老化」、「抗加齢」といわれています。
人間の体のピークは二十歳前後といわれており、成熟期を境に徐々にパワーダウンしていき、加齢(老化)によるさまざまな症状が表れます。
しかし、アンチエイジングでその速度を抑えることで、元気で健康に、そして若々しい体を保つことがある程度可能になります。
老化を緩やかにすること、そして、上手に受け入れていくことが、アンチエイジングといえるでしょう。
食生活
では、早速アンチエイジングを始めていきましょう。
それには、まず体の中から整えることが大切です。
それには質の良い食事を取ることで、効果が得られます。
それには朝、昼、夜、1日3回決まった時間に食べるようにしましょう。
とくに朝食は大切です。
朝食を抜くと、低血糖の状態が続いてしまい、血糖を補うインスリン拮抗ホルモンが大量に分泌されます。
血糖値が低い状態が続くと、脳が強い飢餓感を感じます。
そうすると食欲のコントロールができなくなり、ドカ食いをし、結果太りやすくなってしまうのです。
その上、体温が低くなり、基礎代謝が低くなってしまうこともあります。
食事の感覚が空くと、脳出血や膵臓に負担がかかるなどのリスクを上げるという研究結果もあるため、朝食は欠かさず食べるようにしてください。
食べ物
食事はアンチエイジングに欠かせないものですが、ではどんな食べ物をとったらいいのでしょうか?
それには「デザイナーズフーズ」を取り入れましょう。
がんの予防に効果のある植物性食品(主に野菜や果物などの約40種)をデザイナーズフーズと呼ばれ、それらは、がんの予防だけではなく、免疫力の向上や生活習慣病の予防にも効果があるとされています。
そして、デザイナーズフーズとして挙げられている食品の中で、もっとも優秀なのが「にんにく」。
次いで、キャベツ、ニンジン、トマト、ブロッコリーなどがあります。
さらに、肉、魚、卵などの良質な動物性タンパク質や野菜やきのこ、海藻類のビタミンやミネラル類。
大豆や大豆製品などの大豆イソフラボン、免疫力を高める発酵食品、抗酸化作用を持つフラボノイドが含まれるプロポリスなども、食事の中で積極的にとるようにしましょう。
飲み物
続いて、アンチエイジングに良いとされている飲み物もあるのでしょうか?
まず、ミネラルを含むミネラルウォーターです。
そして、アルカリ性で硬水がオススメです。
アルカリ性は抗酸化力が強く、硬水はカルシウムが多く含まれているためです。
さらに、飲むタイミングと量に注意しましょう。
水を一気にたくさん飲みすぎると『水中毒』になる恐れがあります。
「水は1日に1.5~2ℓ飲んだほうがよい」という説もありますが、個人の持病や運動量、体調、その日の天候などにより適量は違いますので、一概にはいえません。
喉が渇いたときに、コップ1杯くらいまでをゆっくりと飲んでください。
ミネラルウォーター以外にも、抗酸化作用がある緑茶のカテキンや長寿遺伝子を活性化させ、抗酸化作用がある赤ワインも良いとされています。
運動
やはり骨密度や筋肉量は、何もしないと加齢とともに減少します。
それらを保つためには、適切な運動が必要です。
アンチエイジング対策に有効な運動として、筋トレ、有酸素運動、ストレッチが有効とされています。
ジムなどに通わなくても、スクワットや腕立て伏せなど、自宅で簡単にできるトレーニングがオススメです。
そして、手軽に始められるウォーキングも効果的です。
1日20分、週2回を目標に行うようにしましょう。
どうしても仕事などで、運動の時間がとれない人は、就寝前や起床後のストレッチや、仕事や家事を利用しましょう。
歩幅を大きく早足で姿勢よく歩く、エスカレーターではなく階段を使う、通勤時に隣の駅まで歩く、歩きながらお腹を凹ませて姿勢を整える、毎日少しずつ雑巾がけをする、など少し負荷がかかる運動を取り入れてみましょう。
いかがでしたか。
この他にも、入浴はシャワーで済ませず36~39度くらいの湯船に浸かる、睡眠は6時間以上が理想的とされています。
しかし、やりすぎには注意してください。
アンチエイジングを効果的にするには、ストレスは大敵です!
毎日、自身が楽しみながらアンチエイジングを意識することで、効果は出てきます。
日常的に自然にアンチエイジングができるよう、気をつけていきたいものですね。
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