サビないと思っているステンレスのシンクであっても、時々サビを発見することがあります。
実は、ステンレスは「サビない」のではなく、「サビにくい」のです。
ステンレスの表面は、酸化防止被膜というものでコーテイングされているためサビにくいのですが、決してサビないわけではありません。
でも、サビがあったからといって、何かで強くこすれば傷になってしまうこともあるので、手入れには注意が必要です。
シンクのサビには、何でお手入れすればいいのでしょう?
シンクのサビの原因
サビにくいはずのステンレスシンクなのに、どうしてサビるのでしょう。
実は、一番の原因が「もらいサビ」と言われるものです。
つまり、サビやすい金属を、水気がありがちなステンレスシンクに置いておいたことで、サビをもらってしまうそうなのです。
また塩分も要注意です。
キッチンのステンレスシンク周辺には、塩分を含む味噌や醤油などがあることが多いのではないでしょうか。
他にも、ぬめりを取る塩素系の洗剤の付着や、備長炭の放置などが原因となる場合もあるそうなので、気をつけましょう。
ひどいサビの落とし方
ステンレスに傷は禁物です。
また、強く擦ると細かな傷がつきやすい素材のため、掃除の際は力を入れず優しく落とすことを心がけましょう。
「軽いサビの場合」
1.シンク全体の汚れを中性洗剤で落とし、よく乾かしておく
2.重曹ペースト、クレンザー+クエン酸(酢)、ケチャップ、重曹+クエン酸(酢)をサビに塗ってしばらく放置
3.水で流して汚れを取り除く
4.乾拭きで水気をふき取る
「ひどいサビの場合」
1.シンク全体の汚れを落とし、よく乾かしておく
2.薬局やドラッグストアで販売しているハイドロハイターなどの還元系漂白剤を、50~60℃のお湯少々に混ぜペースト状にしたものをサビに塗って5~10分放置。
または、クリームクレンザー1:水1で薄めたクレンザー液を作り、マイクロファイバーなどの柔らかい布で優しく擦る
3.マイクロファイバーで軽く擦り、サビを落とす
4.水で流して、乾拭きで水気を拭き取る
「頑固・長期放置型のサビの場合」
1.シンク全体の汚れを落とし、乾燥させる
2.アクリルたわしや使い古したスポンジの硬い方にクレンザーやクエン酸などの薬剤をつけ、少し水を含ませてサビのひどい部分をこする
3.水で流し、乾拭きで水気を拭き取る
次ページではオススメアイテムやNG行動などについてご紹介していこうと思います!!
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