顔汗がひどい原因は病気?薬以外にも止める方法がコレだ!!



顔汗対策

顔汗を止めるには、どうしたら良いのでしょうか。

簡単にできる方法もあるものの、どれもリスクがある上に効果も薄く持続しません。

例えば、「保冷剤で首を冷やす」最初は良いのですが、時間が経つと溶けてべちょべちょに、おのずと効果もなくなります。

「胸の上を紐で縛る」舞子さんもやってると言われる汗を止める方法ですが、動きにくい上に効果もイマイチです。

そこで、もっと簡単に!確実に!顔汗を止める方法があります。

①血管を冷やす

運動や食事で、人間は体温が高くなると汗をかきます。

汗には大別して3種類ありますが、このようなときにかく汗を「温熱性発汗」と呼びます。

体温が下がれば汗をかく必然性も下がって体全体の発汗量が減りますので、相対的に顔汗の量も改善されます。

そこで効率的に、体温を下げる方法の1つとして、血管を冷やす方法があります。

血管は全身をめぐっています。

ですから血管を冷やすと、体全体を素早くクールダウンできます。

具体的には、太い血管やリンパ節がある部分や、皮膚表面間近に血管がある部分を、保冷材や冷たいペットボトル、冷やしタオルなどで冷却するとよいでしょう。

太い血管やリンパ節部分とは…

・首の後ろ

・左鎖骨下

・脇

・太ももの付け根

・ヒザ裏

②半側発汗を利用

急な顔汗には「半側発汗」を利用して対処しましょう。

半側発汗は「皮膚圧反射」というものの一種です。

体は圧迫すると、圧迫した側の発汗量が減り、圧迫したのとは逆側に汗をかく、という性質があります。

顔汗をおさえたければ、体の上半身側を圧迫すればよいことになります。

ただしこの時、下半身の発汗量が増えることを忘れないでください。

より効率的にツボの部分を圧迫し、顔汗を抑えましょう。

・屋翳(おくえい)胸の乳首から3~5センチ上の部分にあるツボです。

・大包(だいほう)ワキ下の中心線(下方向)と乳首どうしを結ぶ線(横方向)を交差する部分にあるツボです。

③手のツボ押し

体には、汗の量を減らせるツボというものが存在します。

手のひらはツボの宝庫で、発汗量を減らせるツボがいくつか集まっています。

手は外出先でも人目を気にせず指圧しやすい箇所ですので、積極的に手を指圧して顔汗を抑えましょう。

ここで注意ですが、半側発汗は皮膚圧反射という体の性質を利用して、直接的に汗をおさえています。

一方で手のツボ押しは、リラックスなどによって、ゆるやかに症状を緩和させるものになっています。

このことから、できれば定期的に行っておくことをおすすめします。

そしてどのツボも、数秒を押したら数秒離す、という動作を数回繰り返しましょう

イタ気持ちいいくらいの力加減に、とどめておくことがコツです。

「合谷(ごうこく)」

合谷(ごうこく)は、人差し指と親指の骨が結合する部分の、人差し指側の手の甲部分にあるツボです。

合谷のツボは特に神経過敏症、代謝異常の改善に効果があると言われていますので、交感神経過剰になって顔汗につながっている人には効果が高いでしょう。

「労宮(ろうきゅう)」

労宮(ろうきゅう)は、手のひらのほぼ中央部分にあるツボです。

この部分を押すとリラックスする効果が得られます。リラックス効果がありますので、緊張やストレスがかかった時にかいてしまう「精神性発汗」を改善する効果があります。

「後谿(こけい)」

後谿(こけい)は、小指の付け根部分にあるツボです。

この部分を指圧するとリラックスできますので、労宮のツボと同様、精神性発汗の緩和に効果を発揮します。

寝汗を改善する効果もあります。

「陰郄(いんげき)」

陰郄(いんげき)は、手首の付け根の部分の小指側にあるツボです。

この部分を押すと、体にたまった余分な熱の放出がうながされます。

熱を放出することによって体温が下がり、発汗の絶対量を減らす効果があります。

普通、汗はサラサラしています。

汗として分泌されるとき、ミネラルも一緒に出るんですがミネラルは再吸収され、水分と塩分だけになるので、サラサラなんです。

だけど、顔汗の場合はミネラルの再吸収も上手くいかないのでベタベタしているという特徴があります。

もし、汗がベタベタしていたら顔汗かもしれません。

ここに書かれたことを参考に、原因を調べ、しっかりと対策を取ってください。

今までは、ただの汗っかきだと思い放っておいた方も、病気が潜んでいる場合があるので一度医療機関を受診することをお勧めします。





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