やせてきれいになりたいと願うとき、一番気になるところはどこですか。
そのひとつに「頬」を挙げるひともいるのではないでしょうか。
頬が厚いことを悩んでいるのです。
頬が厚いと、顔がパンパンに見えるだけでなく、太って見えてしまいますよね。
スッキリとして小顔に見えたい、厚い頬とさよならしたいと、ダイエットを決意したことがあるひともいるでしょう。
だけど、部分やせをする方法が分からないところでもあります。
頬をすっきりさせるためにはどのようなことをすればいいのでしょうか。
今回は、顔がパンパンに腫れているように見えるというケースについて、その原因と解消法をみていきましょう。
原因
顔はむくみやすく、お肉も付きやすい場所ですが、一度ついたものを落とすのはものすごく大変ですよね。
やみくもにダイエットを始める前にまずはその原因を理解しておきましょう。
1、アルコール・塩分の過剰摂取
アルコールや塩分を大量に摂取すると体内で一定に保たれている塩分濃度が一気に濃くなります。
すると、身体にはその塩分濃度を薄めようと水分を溜めこむ働きがあるため、それによって顔がむくんでしまうのです。
このむくんだ状態が続くとだんだんと脂肪が蓄えられ「むくみ」から「太り」になってしまうこともあるので注意が必要です。
2、脂肪太り
肥満体型の人は身体だけでなく顔にも脂肪がついてしまっているため典型的な顔太りに…。
今、ハッとしたあなた!
小顔のためにまずは身体を引き締めることから始める必要がありそうです。
3、骨格の歪み
小顔と骨格の歪みは一見関係なさそうに思えますが、「身体に脂肪が付きすぎているわけではないのに顔だけパンパン…」という人は骨盤の歪みを疑ってみる必要があります。
骨盤は身体を支える土台の役割があり、背骨を通じて後頭部までつながっているため土台の骨盤が歪んでしまうと背骨だけでなく頭蓋骨も一緒に歪み、顔の骨格バランスの崩れを引き起こします。
このバランスが崩れると血行不良やむくみの原因、そして顔がたるむ原因にもなってしまうのです。
4、表情筋の低下
目や鼻、口を動かすときに使われる表情筋。この筋肉には顔全体のハリを保ち皮膚を持ち上げてくれる役割があります。
しかし実は私たちはこの表情筋を20~30%程度しか使えていないのだとか!
使え切れていないこの表情筋が衰えると…
顔全体が重力に引っ張られたるみの原因に。
意識的に使っていかないとしまりがなくなり顔が大きく見えてしまうことにつながってしまいます。
解消法
1、むくみに効く方法
・鎖骨とこめかみのマッサージ
血流とリンパの流れをよくすることでむくみ解消につながります。
特に鎖骨のくぼみには太いリンパ節があるため大きな効果が期待できます。
①右手で左の鎖骨ラインを、左手で右の鎖骨ラインを交互に押して刺激を与えます
②手をグーに握り、中心から外側に向かって鎖骨ラインを押していきます
③指の腹を使って耳の付け根から首の付け根を通って鎖骨に向かってリンパを流していく
④両手を使って手のひらで左右の頬を覆いこめかみに向かってさすります
⑤人差し指・中指・薬指を使ってまぶたの上からこめかみまで内側から外側にやさしくしていきあす
⑥こめかみから頬に向かってリンパを流し、そのまま鎖骨まで押し流します
このリンパマッサージはゆっくりやさしく行うことが大切です。
力を入れすぎず気持ちいいいくらいの強さで行うようにしましょう。
・寝起きのむくみ改善マッサージ
①左右のほうれい線のラインに人差し指をあてます。しわを伸ばすようにこめかみに向かって引き上げていきます
②親指も使ってフェイスラインをなぞりながら人差し指とともに一緒に引き上げていきます
③人刺し指と中指の2本を軽く曲げ、顎先からフェイスラインに沿ってリンパを流していきます
④2本の指で目頭からこめかみまでを軽く押しながら刺激し引き上げていきます
即効性のあるマッサージですが、強い力を加えることは禁物です。
目の周りは特にデリケートな部分ですので気を付けるようにしましょう。
2、脂肪太りに効く方法
今以上に脂肪を増やさないために食生活の改善や運動はかかせません。
摂取カロリー<消費カロリーという構図を作るためには有酸素運動は非常に効果的です。
例えばウォーキングやジョギングであればゆっくりでもいいので1日30分以上の時間をかけて行うことで効果が期待できます。
日常生活の中に少しずつ運動を取り入れていきましょう。
3、骨盤の歪みを直して顔痩せする方法
骨盤が歪んでいる人は左右どちらかに傾いてしまっているため正常な状態である左右対称な位置に戻す必要があります。
骨盤の歪みのほとんどは姿勢の悪さが原因です。
よく足を組む人、無意識のうちに猫背だったり片足に重心を乗せている人は要注意です。
骨盤矯正のトレーニングとともに日々の姿勢を見直すことが必要です!
4、表情筋低下に効く運動とは
・舌回し運動
口を閉じたまま舌で歯をなぞるようにぐるぐると回すという運動で、舌を根元の方からしっかりと動かすことがポイントです。
右回し、左回しと左右対称25回程度行ってみましょう。
たるみや二重顎の改善、そしてほうれい線を薄くする効果が期待できます。
・あいうえお運動
口を限界まで大きく開けます。
そしてゆっくりと「あ・い・う・え・お」と発音してみましょう。
普段限界まで口を開けることってほとんどないですよね!
意識的に動かすことで凝り固まった表情筋を使ってあげましょう。
いかがでしたか?
原因に合わせた改善方法を行うことで効率よく小顔トレーニングができると思います。
顔の腫れは、肥満やむくみが原因であることが多いですから、きちんと対策することですっきりしたフェイスラインを取り戻せますよ。
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