最近のお米はどれも美味しいですよね。でもそんな美味しいお米も古くなってくると味が落ち新米のような美味しさが感じられなくなったという経験はありませんか?
そんな方に是非試していただきたい、今注目の古いお米が本当に美味しく炊ける方法があるんです!
今回は、ほとんどのご家庭に常備しているものでびっくりするほど美味しくなる裏技を厳選してご紹介します。
氷を使う
方法は、普段通りにお米を研いだら少なめの水量にし氷2つを投入するだけなんです。
たったこれだけで、ツヤツヤのごはんが炊けるなんて驚きですね!
古米などは水分が少なく、パサパサした食感になりがちで、風味も乏しく本来のごはんの旨味が味わえません。
しかし、米を炊くときに氷を入れる事でモチモチとした食感になるんです。
ではいったいどうして、美味しくなるのかというと、沸騰するまでの時間にヒミツが!
昔から”お米は冷たい水で炊くと美味しい”と言われています。
お米は沸騰するまでの時間がゆっくりだと甘みが増すと言われています。
また、炊く前にしばらく冷水に浸しておくと、芯までしっかりと吸水するのでオススメです。
まさに炊く直前に氷を入れて水温を下げる方法は、理にかなっていると言えますね。
みりんを使う
なぜみりんでおいしく炊けるかというと、古米にみりんを入れることで、アルコールが揮発する際に、ぬか臭さを一緒に取り去ってくれ、嫌な匂いが消えます。
さらに、みりんに含まれる糖が米をコーティングすることでつやつやに炊き上がるのです。
まず、美味しいご飯を炊くためのお米を研ぐコツは「手早く」「ムラなく」「優しく」が基本。
たっぷりの水にお米を入れ、1回目はさっと捨てます(お米に水道水を入れると吸水むらができたり、水が溜まる間に臭いを吸水してしまうため)。
次に軽く指先で研ぎ3~4回すすぎます。
臭いのある古米の場合は少し擦り合わせ、手の付け根でギュッと押して古米臭が取れるまで洗いましょう。
新米は40分~1時間、古米は1時間以上~2時間浸水させ1合につき小さじ1/2~1杯みりんを加えます。
みりんは甘い調味料なので、和食にのみ使うものだと思われがちですが、実はいろいろな料理に使うことができるんですね。
米を研いだあとに、水とみりんを加えるだけで、おいしく炊ける方法でとっても簡単なので、一瞬で試せますよね!
日本酒を使う
一体、何故?日本酒を加えることで美味しく炊きあがるのか気になりますよね。
それは…アルコールの消臭作用と日本酒に含まれる糖分によるものです。
古米の匂いなどは、日本酒のアルコール分が押さえてくれるのです。
更に糖分によってご飯の甘みが増して、美味しく炊き上げることができます。
では、気になる調理方法ですが…超簡単です!
お米200gに対して、小さじ1〜2杯程度の日本酒を加えるのがオススメです。
お米の甘みが増してふっくらとした炊きあがりになります。
特に古くなって匂いがでてきてしまった古米などは、日本酒を加えることで匂いを押さえ、美味しく炊くことができます。
炊き上がりのご飯に光沢がでて甘みが増しますよ。
ちなみに、香りの強い日本酒を使うと日本酒独特の香りがすることもありますので、お酒が苦手な方は量を少なめにしてください。
さらには、日本酒を加えることで冷やご飯も美味しく復活します。
一度炊いた後に時間がたって冷たくなってしまったご飯は、普通は電子レンジなどで再加熱すると思います。
しかし、炊きあがりのご飯に比べるとお米も固くて、美味しいとは言えないですよね。
そこで、日本酒を加えてからレンジによる過熱を行うことで、冷やご飯が炊きあがりのように、美味しくふっくらとしたご飯になります。
加える日本酒は大さじ1杯程度が目安です。
過熱によってアルコール分が飛んでしまうので、お酒の苦手な方や、お子様でも問題なく食べることができますよ。
さらにお米をおいしくする裏ワザアイテムは次ページから!!
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