どうしても家族が多いと、毎日大量の洗濯物がでてきます。
そんなときに困るのが、雨の日の干し方。
梅雨だけではなく秋雨もあり、これからの季節、なかなか洗濯物が乾かないとお悩みの方必見!!
外でも湿気が多いと洗濯物が乾きません。
そんな日には”あるもの”を活用すると、カラッと乾かせます。
一体その”あるもの”とは…。
乾かないのはなぜ?
そもそも、部屋干しが乾きにくい理由は何でしょうか。
部屋干しが乾きにくいのは、空間が限られていて室内の湿度が高くなりやすく、空気中にそれ以上水分が逃げ出せなくなってしまうから。
風がないのもマイナスで、湿った空気が循環してくれません。
さらに雨の日の部屋干しは、最初から湿度が高いので、洗濯物の湿気が逃げられず、乾くまでにかなり時間がかかってしまいます。
そして、衣類は濡れた状態が長く続くと雑菌が繁殖し、生乾きのイヤなニオイを発してきますし湿気がたまることで、部屋のなかにカビが生えるなどの被害も…。
このことから部屋干しするときは、「湿気をいかに取り除くか」を常に考えなければいけません。
部屋干しで早く乾かす方法
「エアコン」
では、部屋干しの悩みを解決してくれる”あるもの”とは何でしょうか。
それは…「エアコン」のドライで解消します!
基本的には「ドライ(除湿)」か「冷房」コースを選べばOKです。
ただし、風が当たる場所にムラができてしまうため、扇風機かサーキュレーターで下からも風を送りこむとさらに効果的です。
こうすることで効率的に洗濯物から水分が出ていき、2〜3時間もすればカラッと乾かせます。
しかし梅雨の入り始めなど、まだ暑くない時期にエアコンを使うのは、なんとなくもったいない気がすることもありますね。
実は部屋干しを効率よく行うのに活用できるのは、エアコンだけではありません。
他にも活用できる家電などがあるので、おぼえておきましょう。
「扇風機」
部屋がジメジメとしていないときにおすすめなのが、扇風機を活用する方法です。
室内の湿度が高すぎなければ、洗濯物は風が当たってさえいればカラッと乾きます。
首振り機能を使って、干した洗濯物に直接風が当たるように配置し、風量は弱で大丈夫です。
「除湿機」
除湿機を効果的に使う方法にはポイントが3つあります。
1つ目は、洗濯物を干す部屋のドアや扉は閉めることです。
除湿機は、空気を冷やして結露させ除湿するタイプ(コンプレッサー方式)や乾燥剤(ゼオライト)を利用して除湿するタイプ(デシカント方式)、二つが組み合わさったタイプのもの(ハイブリット方式)があります。
どのタイプも効率よく除湿するために、洗濯物を干す部屋の扉を閉めてください。
2つ目は、除湿機は近づけて、風は「下」からあてるのがベストです。
除湿機は、風が洗濯物にあたるようになるべく洗濯物を近づけておきましょう。
ただし、40㎝は放してください。
洗濯物は上の方から乾いていき、重力の影響で水分が衣類の方にたまるので、下の方がより乾きにくくなっています。
つまり、早く乾かすためにはなるべく洗濯物の下の方に風を当ててください。
さらに、除湿機を置く位置は、なるべく洗濯物の下に置いた方が乾きやすいです。
置き方によって乾燥までの時間が短縮でき、電気代を節約できます。
3つ目は、干す間隔を一定にすることです。
洗濯物の間隔を一工夫することも、早く乾燥させることにつながります。
洗濯物を干す間隔は「こぶし1個分」空けて、風の通り道を作るようにします。
「浴室乾燥」
エアコンを使うのと同じくらい効果的なのが、お風呂の「浴室乾燥機」です。
部屋よりも空間がせまいので、効率的に乾かせ、乾燥モードで3時間前後あれば大抵のものは乾きます。
ただし、入浴後だと湿気が多いのでNGです。
あらかじめ換気扇をまわし、浴室内をある程度乾かしてから、洗濯物を吊り下げましょう。
「新聞紙」
新聞紙の原料は古紙ですが、その紙の原材料は木です。
木はその特性として、湿度が高いと吸湿し、湿度が低いと湿気を出します。
木を原材料とする新聞紙もその特性と同じ作用を行います。
また新聞紙には古紙の強度を高くするために「でんぷん」が使われていますが、その「でんぷん」にも木と同じ作用があります。
この吸湿の特性を生かし、くしゃくしゃにして広げた新聞紙を洗濯物の下に敷くと、洗濯物の乾燥が早まります。
くしゃくしゃにすることで、空気に触れる面積を多くします。
いかがでしたか。
花粉の時期や雨続きのシーズンだと、洗濯物はどうしても部屋干しがメーンになります。
今回の方法を使えば短時間でカラッと仕上がりますよ。
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