冬の季節になると、お肌だけでなく頭皮の乾燥も気になりますね。
黒や紺のスーツの肩に、気付くとフケが…なんてことがあるかもしれません。
毎日シャンプーはしているのに、どうして?そんな悩みを持つ方もいるでしょう。
フケは大きく分けて「乾性タイプ」と「脂性タイプ」の二つに分けられます。
「乾性タイプ」は細かくパラパラとしたフケで、乾燥肌やアトピー性皮膚炎気味の方に多く見られます。
「脂性タイプ」は皮脂と混ざっているため、比較的大きめのフケで、髪の間に挟まっていることも。
パラパラと肩に落ち、不潔に見られてしまう「乾性フケ」は、どうやって対処すれば良いのでしょう。
かゆみは関係ない?
“乾性フケ”は乾燥が原因のフケです。
その要因は実に様々なのですが、最初にあげられるのが季節ということ。
実は一年のうち秋の10月から春の5月までの7か月は乾燥の季節。
暖房だけでなく、熱いお風呂も皮脂を奪い、乾燥に繋がります。
また乾燥期でなくても、夏は紫外線によるダメージにも注意が必要なのです。
さらに、ヘアケアにも大きな要因が。
■フケ豆知識■
実は、冬にフケが多く出ている人は約75%いる。— ひでき@頭皮インストラクター (@hukekouza) January 24, 2018
実は、意外に影響が大きいのがシャンプーです。
“フケ=汚れ”と思い、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗ってしまうのがNGです。
皮脂は外部からの異物から頭皮をガードするバリア機能を果たしていますが、ゴシゴシ洗うことで必要な皮脂まで落としてしまうのです。
また、パーマやカラー剤には強い成分が含まれており、頭皮に大きなダメージを与えます。
ダイエットはフケを生む
生活習慣の影響も、頭皮はモロに受けてしまいます。
ストレス、睡眠不足、栄養不足がフケを酷くしてしまうこともあります。
ストレスは自律神経の働きをダウンさせます。
すると体のめぐりが悪くなり、頭皮まで十分な栄養や酸素を届けることができなくなります。
食事制限によるダイエットもフケの要因。
潤いを保つために必要な栄養が不足してしまうからです。
■フケ豆知識■
フケに似た症状が出る病気には、
しらみ・アトピー性皮膚炎・乾癬(かんせん)などがあります。
ブログにて見分け方を書いています。ぜひ一度チェックしてみてください。https://t.co/DQt8P5iqB8
— ひでき@頭皮インストラクター (@hukekouza) January 24, 2018
特にビタミンAが不足すると皮膚や粘膜が弱り、乾燥が進行してしまいます。
そして、病気が原因の可能性も。
アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、乾癬などは直接的な原因ですが、一見すると関係ないような病気でもフケの原因になることもあります。
例えば糖尿病は体内の水分量が減ってしまうので、乾燥しやすくなります。
皮脂分泌のコントロールをする甲状腺・下垂体の機能が低下していることも考えられます。
そんなフケの対策については、次のページで詳しくご紹介いたします。
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