難聴の原因と治療法、高齢者の場合はこちら！難聴によるストレスを軽減する方法とは？

老人性難聴の対処法

　まず、最初から補聴器をすすめるようなことをしないようにします。そこで、耳鼻咽喉科で診察を受けます。そして老人性難聴と診断されれば、治療できれば治療を行い治療ができない場合は補聴器を使うようにします。

白内障手術後の看護、老人性難聴のある患者に対する援助、補聴器の使用、補聴器… 『高齢者』 38分 https://t.co/QWV3ENTMGz #studyplus

— ✎…たなか/看護 (@kango_nami) January 8, 2018

　実は、老人性難聴の症状でもある感音性難聴は手術や治療ができない難聴です。そのため、補聴器の利用しか難聴を改善する方法はありません。そして、補聴器を利用するのであれば音声の理解が低下しない内に早期に装着を実行しましょう。

ストレス

　難聴は、本人も家族も大きなストレスを感じます。しかも、補聴器を装着しても音を完璧に聞き取ることができないことを本人も家族も充分に認識する必要があります。

　そこで会話をする時は正面から話しかけ、ゆっくりと1つ1つ短くはっきりと言うようにこころがけます。そうすれば聞き返されることが減り、お互いのストレスが軽くなります。

親父は普通に喋ってても聞き返すレベルで耳悪いのに普段の仕事ではメールで連絡したあと必ず口頭でも伝えろって言ってて、でもプライドが補聴器を許さないとか言ってる。現代の働きにくさはこういうところから来てるんだろうな。

— 高菜明太 (@tic_philosopher) January 14, 2018

　さらに、無理に補聴器を装着させないようにします。本人が補聴器を嫌がれば、耳が聞こえづらくて困ることを探してうまく補聴器の装着を納得してもらうようにします。

　くれぐれも補聴器の装着を強いることで、余計な軋轢を家族間に生じさせないようにしましょう。補聴器の導入も、本人の意思を尊重することが大切ですね。