2017年の冬至は12月22日です。
冬至には昔から柚子湯につかり、かぼちゃを食べると健康に良いと言われています。
かぼちゃを食べるようになったのは・・・
栄養価の高い野菜というのが、一つの理由でしょう。
≪冬至にかぼちゃを食べると、風邪をひかない≫ などと言われていますが、冬至にかぼちゃを食べる風習は江戸時代からあったようです。
単純に「病気にならない」というだけでなく、「中風(脳卒中)」「しもやけ」「風邪」などにならないと言われていたようで、この時期のかぼちゃは健康にいいものとされていました。
実際、かぼちゃは、緑黄色野菜の王様と言われるほどとても栄養価の高い野菜なのです。
免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富に含まれていますし、中でも多いビタミンEやビタミンAには血行を良くして脳卒中を予防し、肩こりなどの症状を改善する効果もあるのです。
そして、もう一つは保存できたということでしょうか。
かぼちゃの旬は夏ですが、包丁をいれなければ、冬まで保存ができます。
江戸時代には保存の技術もなかったために、秋を過ぎると食べられる野菜は少なくなっていました。
そんな中、長く保存できるかぼちゃは冬に食べる野菜として重宝されていたのでしょう。
しかも、多くの野菜は新鮮なほど栄養が多いものですが、かぼちゃの場合は鮮度がいいものよりも熟しているほうが甘味も強く、カロテンが豊富に含まれているのだそうです。
おそらく、江戸時代の先人たちは、経験から、栄養の豊富なかぼちゃを冬に食べると体にいいという風習を作り出していったのでしょう。
冬至にかぼちゃを食べて、寒い冬を元気に乗り越えよう!という、先人の知恵だったのです。
【冬至 かぼちゃの由来|なぜ食べる~理由までを分かりやすく | https://t.co/bRTqxQW6lu】
ヤクさんとのやり取りで「あれ、もしかしてうちのローカルだったりするのかな?」って思ったけど検索したらあったあった。小豆やこんにゃくもいいのは初耳— ラピッド@エルトでFGO (@rapiddo13) October 28, 2017
冬至におすすめ!簡単カボチャレシピ
あずき缶を使った「冬至かぼちゃ」レシピを紹介します。用意するものはかぼちゃ、砂糖、塩、酒、あずきの甘煮、ゆであずきです。
まず、かぼちゃを小さめの一口大に切り、砂糖と塩をまぶし、そのまま20から30分起きます。
するとかぼちゃの表面がつやつやしてきて水分が出ますよ。
そのまま鍋に入れて酒、水(かぼちゃが半分から3分の1浸かるくらい)を入れて蓋をして強火にかけ、煮立ったら日を弱めましょう。
5分ほど煮てかぼちゃに竹串がすっと刺さるようになったら火を止めます。
小豆を入れて全体を混ぜ、あずきと水分が混ざるようにして再び火にかけゴムベラなどで大きくかき混ぜながら蓋をしないで強めの火で水分を飛ばしましょう。
あずきにとろみが付いたら出来上がりです。
あずきを煮るのは大変だと思いますが、あずき缶を使えば簡単に作ることができそうですね。
冬至かぼちゃをアレンジしたレシピを紹介します。
北海道の人はかぼちゃ入りのおしるこを食べるのが一般的と言われているは知っていますか?
農業の盛んな北海道はかぼちゃやあずきの生産量が日本一!
そんな北海道だからこそ生まれたものなのかもしれないですね。
お餅の代わりに白玉を入れたりするとあっさりとしていてお子様も食べやすいと思います。
インスタグラムでも人気のハッシュタグ「#デコ白玉」を冬至かぼちゃで試してみてもいいと思います。
クリームチーズを合わせておつまみにしたレシピもあります。
冬至かぼちゃをたくさん作りすぎてしまったという時にクリームチーズとあえて味変してみてもいいかもしれません。
チーズとあえるなら冬至かぼちゃは水分を飛ばしたものを使うことをおすすめします。
あんこが苦手な人にはこれがおすすめです。
ひき肉とかぼちゃを甘く炊いたそぼろ煮がいいと思います。
あんこは苦手だけど冬至の気分を味わいたいという人は食べやすいかもしれません。
そぼろあんの塩気がかぼちゃの甘味を引き立ててお箸が進むでしょう。
柚子湯についての説明は次ページから!!
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