ぶつかった衝撃で鼻血が出た場合は、しばらくすると止まります。ところが、突然鼻血が止まらなくなることがあります。
その原因を探ると、ある病気の症状であることがわかりました。今回は、そんな鼻血の原因についてご紹介いたします。
鼻血の種類
実は、鼻血には2種類あることをご存じですか。まずは、鼻の入り口付近から出血する普通の鼻血です。この場合は、ぶつかったり鼻を打つなどして起こる出血なのでやがて止まります。
2つ目が鼻の奥の粘膜から出血し、大量の血が流れだすこともある鼻血です。この鼻血の特徴は、ぶつかったり打ったりするとこもなく、ただ座っているだけで鼻血が流れだすことです。
この鼻血は、病気の可能性が高いとても危険な鼻血です。早急に病院に行き、診察を受けるべきでしょう。
鼻血が止まらない原因として考えられる3つの病気
座っているだけでも流れ出す鼻血の原因には、3つの怖い病気が関わっている可能性があります。1つ目は、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全の原因になる生活習慣病の1つでもある「高血圧」です。高血圧は肥満、脂質異常症と糖尿病と結びつくと、命の危険性があるため注意が必要です。
次に考えられるのが、「血液のがん」の白血病です。白血病になると白血球が異常に増殖し、止血機能が上手く機能しなくなります。その結果、鼻血や歯肉から出血し、止まらなくなります。
【病気による鼻血1】40歳前後から老年期の人で鼻血がなかなか止まらない場合には、動脈硬化、高血圧、肝機能障害などの影響がある場合があるのだ。 #hanadi_dobot
— 鼻血_dobot (@hanadi_dobot) November 26, 2017
そして3つ目が、糖尿病です。高血糖は血管内の細胞を傷つけ、血管をもろくし鼻血が出やすくなります。さらに、余分な脂質が血管内にたまり動脈硬化を引き起こすため、鼻血が出やすくなります。
ここまで鼻血と病気の関連について述べました。流石にこれらの鼻血は速やかに病院の診察を受けるべきですが、ぶつかったりするなどして出てきた普通の鼻血の止め方を次のページでご紹介いたします。
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