センブリ茶の効能
実は、「センブリ」という花は江戸時代からお腹の薬として使われて来た歴史があります。
せんぶりの苦味は、スウェルチアマリンという成分で抗炎症作用と血行促進という効能があります。
そして、この苦味成分が胃の調子を整えてくれます。
つまり、苦味が舌の感覚を刺激して唾液の分泌を促し、食欲を増進してくれるのです。
さらに、苦味成分のスウェルチアマリンが頭皮の血行を良くして発毛効果が期待できます。
なんと、せんぶり茶を頭皮に塗ることでも効果があるそうです。
またせんぶりは抗酸化作用があるので、活性酸素の増加を抑えるアンチエイジング効果があります。
センブリ茶の作り方・飲み方
『センブリ茶の作り方』
センブリ茶の作り方は3種類あります。
1、生の葉から作る方法
2、乾燥葉から作る方法
3、粉末から作る方法
まず、生の葉からつくる方法としては、湯呑にセンブリを1~2本入れて、そこに熱湯を注いでしばらく待てば出来上がりです。
とても簡単ですよね!湯呑の他に、急須やポットに入れてネットを注いでも良いでしょう。
次に、乾燥葉から作る方法としては、紅茶をつくるのとほぼ同じ要領で大丈夫です。
ティーパックになっているものなら、カップまたはポットに入れて熱湯を注ぎます。
葉の状態なら、茶こしのようなものを活用しまた、お鍋やヤカンで煮だしてもよいでしょう。
最後に、粉末から作る方法としては、耳かき1杯程度をコップに入れて、熱湯に注ぎます。
これが一番簡単ですよね。薬を飲む要領で飲んでもよいでしょう。
『センブリ茶の飲み方』
さて、いよいよセンブリ茶の飲み方についてです。
お茶代わりに随時飲んでも良いのですが、なにしろ苦いので、普通はあまり飲みたいとは思えないでしょう。
このため時間を決めて飲むことになります。
基本的には、食前または食後に飲むのが良いでしょう。
苦みが効くため、甘味は加えずに飲みましょう。
やはり一番のネックは味!
そう、とても苦いのです!!
慣れてしまえば、平気になるという説もあります。
センブリ茶の味
実際にセンブリ茶を飲んだ方によると、せんぶり茶を飲んだあとで2時間にわたり、せんぶりの苦味が舌から取れないそうです。
さらに、その苦味は目が覚めるほどの苦味で二日酔いの際の胃の不快感など忘れるほどとのこと。
また、この苦味を消すために他の飲み物を摂っても消え去ることはありません。
「良薬は口に苦し」とは、まさにせんぶり茶のことですね。
しかしせんぶりの効能を知れば、苦味を我慢して飲めるのではないでしょうか?
健康やダイエット、育毛など、目的があって飲む人が多いのですが、せっかく日本生まれの歴史ある飲み物ですから、ぜひ積極的に試してみましょう。
センブリ茶は飲むだけで外側も内側も健康になれる飲み物です。
ダイエットやアンチエイジングにもお勧めなので、家族で飲む習慣を作りながら、健康と美を追求してみましょう。
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