結婚式のご祝儀やお祝いには、新札(ピン札)を使用するのがマナーとされています。
この理由には諸説ありますが、結婚式の場合「結婚式を心待ちにしていたので、前もって準備していたという意思表示」という説が、一般的に用いられているそうです。
そこで、皆さんは新札(ピン札)を、どのように調達していますか?
今回は、新札(ピン札)の入手方法をご紹介します。
土、日でもピン札に変える方法
ご祝儀に使うお札は、厳密には未使用の新札が一番好ましいようですが、使用済みでも折り目などがついていない綺麗なピン札であれば問題無いでしょう。
そんな中、前もって準備をしておけば問題ないのですが、用意する時間がなかなか取れなかったり、忘れてしまっていたりと結局、結婚式の直前や当日になってしまった!
さらに、土日で銀行の窓口はしまっている…
このように焦ってしまう前に、いざという時の新札・ピン札救済方法とは?
①コンビニ・銀行・ゆうちょのATMを利用
土日祝日でも銀行はもちろん、今では多くのコンビニにATMが設置され、利用できます。
そのATMで1万円単位を、残高・引き出し限度の限りのお金をおろしましょう。
その中に、新札やピン札が混ざりこんでいることが多々あります。
②みずほ銀行・渋谷中央支店
東京の方限定になってしまいますが、仮に結婚式当日・直前でも新札を手に入れられるのが「みずほ銀行・渋谷中央支店」です。
銀行の窓口や、両替機だと土日祝日などの休日は対応できませんが、みずほ銀行・渋谷中央支店であれば、窓口が終了した後であっても、ATM営業時間内であれば新札を確実に引き出せます。
銀行の入り口に入ってすぐに「新札引き出し専用 ATM 27番」の案内があり、新券(万円券・千円券)対応と書いてあります。
1万円札だけでなく、千円札の新札も手に入れられます。
新札を引き出せるATMの目の前にも、「新札引き出し専用 ATM こちらです」の案内があります。
③会場になっているホテル・式場に替えてもらう
どうしても、間に合わなかった場合の最終手段は、結婚式の会場になっているホテル・式場にお願いして、新札に替えてもらいましょう。
すべての会場で対応してくれるわけではありませんが、よく結婚式に使われるホテルなどではこういう要望に備えて、新札を準備している場合もあります。
そういう対応をしていなくても、会計用に所有している新札(ピン札)で臨時に対応をしてくれるかもしれません。
もしも、この方法でもダメだった場合は、最も綺麗な3枚を選抜し霧吹きで水をかけ、程よく湿らせます。
そして、ハンカチを被せアイロンをそのハンカチの上からあててください。
1万円札がある程度綺麗になります。
伸ばしたあと丸まったりしてしまうこともあるので、アイロンをかけたあと、本や雑誌などを重りにしてしばらく置いておくといいかもしれません。
しかし、こんなことをしている時間もない場合は、出来るだけ綺麗なお札であきらめましょう。
新札でも旧札でもお札ということのは、何ら変わりありません。
ただ、結論は新札・ピン札は早めに準備しておくということですね。
郵便局の窓口を使う場合
郵便局の窓口を利用することで、新札に交換することができる可能性があります。
ここでは郵便局の窓口で新札に交換する方法について紹介します。
郵便局の窓口を利用することで、新札に交換することができる可能性がある理由は、郵便局は銀行と違って基本的に両替をしていないからです。
郵便局には現金が多いので新札も多くあり、交換できる割合が高いのです。
新札を常にストックしているわけではないので事前に電話で確認してから行きましょう。
郵便局の窓口で新札の交換をお願いすると、新札や比較的新しめのお札に変えてくれることがあります。
少量の交換であれば問題はありませんが、大量に交換するのは難しいと思われます。
また、時間帯によって込み合っているので待ち時間が長いこともあります。
時間に余裕がない時には待ち時間も計算して郵便局の窓口に行きましょう。
新札へ交換する場合は手数料がかかるのか気になりますよね。
郵便局の窓口で交換する場合、手数料は基本的に無料です。
その理由は、郵便局には新札交換するサービスがないので手数料は必要ありません。
1万円札から新札の1万円に交換する場合でも1万円札から千円札に両替する場合でも手数料はかからないのです。
銀行で新札に交換する場合は、50枚以上の交換で手数料が必要なことがありますが、郵便局で新札に交換する場合は、事前に郵便局へ確認するのがいいと思います。
郵便局の窓口で新札に交換する場合、営業時間を確認する必要があります。
多くの郵便局の窓口の受付時間は、平日の17時までです。
この時間までに窓口に行き、新札に交換してもらえないかどうか尋ねてみましょう。
昼休みなどを利用して窓口に行くことをお勧めします。
店舗によっては19時ごろまで営業していたり、24時間営業のところもあります。
営業時間や窓口の状況は事前に電話やホームページを見て確認してください。
銀行の窓口を使う場合
新札を確実に交換したいなら、銀行の窓口を利用するのが一番便利だと言われています。
ここでは、銀行の窓口で新札に交換する方法について、お話ししていきたいと思います。
①銀行の窓口で交換する
新札を手に入れるためには、銀行の窓口で交換してもらうのが一番確実な方法と言えます。
当たり前ですが、まずは交換したい現金をもって銀行の窓口に行きましょう。
キャッシュカードや通帳などがない場合でも、銀行の窓口に行けばどこでも間違いなく新札に両替してくれます。
両替用の記入用紙があるので、以下の内容を記入しましょう。
・名前
・住所
・金額や札の種類と枚数
・新札欄にチェック
全ての欄に記入した記入用紙を、両替する分のお札とともに窓口へ持っていきます。
少量の交換であれば問題ありませんが、大量の交換になると事前に予約しておく方が良いでしょう。
銀行の窓口は時間帯によっては混み合っていて、待ち時間が長くかかることがあります。
時間に余裕がない時には、待ち時間も計算して銀行の窓口に行くようにしましょう。
②新札へ交換する手数料を確認する
新札に交換する時に気になるのは、手数料が必要かどうかということです?
銀行の窓口で交換する場合、数十枚程度で大量でなければ手数料は基本的に無料です。
ただし、あまりに交換する枚数が多い場合には、手数料が必要になる事があります。
1万円札から1万円札の新札に交換する場合は、基本的に手数料は必要ありません。
でも1万円札から千円札のように、異なる紙幣に両替する場合は手数料が必要になることがあります。
では、どのくらいの量を交換すると手数料が必要になってくるのでしょうか?
銀行によって異なっていますが、50枚以下であれば手数料が不要で、50枚以上の新札が欲しい場合は手数料が必要という銀行があります。
例えば、銀行によっては50枚までは無料で、51枚から500枚までは約300円、500枚以上だと約600円という具合に、量によって手数料が変わってきます。
銀行によっては300枚目から手数料がかかるなど差があるようなので、大量に新札が必要な場合には、事前に銀行へ確認するようにしましょう。
③平日の15時までに窓口に行く
銀行の窓口で新札に交換する場合には、銀行の営業時間を考える必要があります。
多くの銀行窓口の受付時間は、平日の15時までとなっています。
平日15時までに銀行の窓口に行って、両替の記入用紙があるので必要事項を記入して提出すると、新札と交換することができます。
サラリーマンの方であれば、昼休みなどの時間を利用して窓口に行くようにしましょう。
例外として、りそな銀行などの営業時間は、平日17時まで窓口で新札に交換できるようです。
営業時間に関しては銀行や店舗によって異なりますから、事前に電話やホームページで確認するようにしてください。
コメントを残す