皆さん、寝るときに電気は消しているでしょうか?「電気をつけたまま、いつの間にか寝てしまっていることが多い」「真っ暗だと怖いから豆球を付けたまま寝ている」そんな方は要注意です。電気をつけたまま寝ると、太りやすくなってしまうのです。
睡眠ホルモンへの影響
寝るときに電気をつけっぱなしにしていると、なぜ太ってしまうのでしょうか?それは、「メラトニン」というホルモンが影響しているからです。
メラトニンは体内時計に働きかける、いわゆる“睡眠ホルモン”で暗くなると分泌されます。私たちは体内時計に従って日々の生活を送っていますが、その陰にはメラトニンが存在しています。
メラトニンによって、体内時計が覚醒と睡眠を切り替えられているのです。朝、明るくなると脳の体内時計がリセットされ、活動状態になります。それと同時に、メラトニンの分泌はストップされます。
起きてから14~16時間経つと、今度はメラトニンを分泌するよう指令がでて、徐々に増えていきます。すると、深部体温が下がり、自然と眠くなります。
電気つけっぱなしによる悪影響
私たちが、夜暗くなると眠くなる理由はもうひとつあります。それは、メラトニンは光によって分泌が調整されるという性質があるからです。暗くなるとメラトニンが多く分泌されます。
薄暗くなると、眠くなってしまうことはありませんか?それも、メラトニンによるものなのです。逆に暗いはずの時間に光を浴びると、メラトニンの分泌は低下します。
夜更かしを習慣にすると睡眠障害と呼ばれる不調に陥り、子供の場合は不登校にまで陥る可能性がある。改善策は朝に太陽の光を当てること。それによりメラトニンの分泌リズムが戻り体内時計がリセットされ夜に眠気を催す。睡眠障害はうつを引き起こす。自殺者の半数以上が睡眠不足。早寝早起きは大切。
— おもしろBOT (@warattemotabot) November 21, 2017
その分泌量は、電気を消して寝る人の5分の1程度だと言われています。つまり、夜中に強い光の中にいると体内時計が乱れてしまうのです。
体内時計の乱れは、私たちの身体に様々な影響をもたらします。肥満もそのひとつ。どうして太ってしまうのか、次のページで詳しくご紹介いたします。
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