アイスを食べても頭が痛くならない方法
アイスクリーム頭痛を防ぐポイントは、食べ始めにあります。前のページで述べたように、頭痛の原因は急激な血管の拡張によるもの。そして、急激な冷えによる喉への刺激です。
身体の中で起こるギャップが頭痛を引き起こします。ということは、そのギャップを少なくすればよいのです。その方法とはずばり、ゆっくり食べること。
思い出してみてください。夏にアイスやかき氷を食べる時、暑さから逃れようと掻き込んで頭がキーンとなっていませんか?最初だけでもゆっくり食べれば、ギャップも少なく身体も慣れ頭痛を防ぐことができます。
温かいものと一緒に食べるのも良い方法。食べた直後に常温の水や温かい飲み物を飲めば、体温を上げようとする働きが和らぎます。
それでも痛くなってしまったら
気を付けて食べていても、やっぱり頭がキーンとなったら、そんな時は痛くなった所を冷やしましょう。「そんなことしたら余計身体が冷えてしまうんじゃないか?」と思うかもしれませんが大丈夫です。
痛い所をピンポイントに冷やせば、拡がった血管を元に戻すことができ、同時に炎症を抑えることもできます。アイスクリーム頭痛は約3割の人が経験していて、その多くは中学生であるという報告があります。
これは年齢が原因ではなく、経験から冷たいものを食べる時に注意深くなっている人が多いのではという見解があります。皆さん、知らず知らずのうちに防御策を取っていたんですね。
とはいえ、まだキーンとなってしまっていた人もいるはず。そんな方は、今回紹介した方法を試してみてください。
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