吸着面と壁側の汚れを取る
長く使用していると接着面に、カビが生えていることや吸盤に油分がついていたり、ホコリが入り込んでいたりするとくっつきにくくなります。
吸盤だけではなく壁側も忘れずに、キレイに洗いましょう。長期間に汚れや、カビ等が生えてることもあるので、壁をきれいな雑巾で拭いて乾かし、吸盤は洗って乾かします。
ハンドクリームで吸着面の凹凸を埋める
なんだか滑って落ちてきそうなイメージで意外ですよね。
やり方は物凄く簡単!
くっつかなくなった吸盤の裏側とくっつける表面を、きれいに洗い汚れやほこりを落とします。
そして吸盤の裏側にほんの少し(米つぶ大)のハンドクリームを薄く塗るだけ。
たったこれだけで新品の吸盤のようにくっつくようになるんです!
吸盤は、吸盤と接着面の間に真空の空間を作り気圧の力でくっつくようになっています。
古くなった吸盤はこの真空の空間が作れなくなり落ちてしまいます。
そこへハンドクリームを塗る事で、乳化剤が吸盤と接着面とのわずかなデコボコに入り込み、真空の空間を作りやすくしてくれるのです。
吸盤が剥がれて困ったときにぜひ一度試してみてくださいね!
お湯に入れてみる
吸盤が落ちてしまう原因には、経年劣化により「吸盤自体が変形している」場合があります。
そこで、吸盤の吸着力を、復活させるためには、この湾曲を復元する必要があります。
吸盤を約80℃のお湯につけて、元の形に戻ってくるようにします。
そして、熱いうちに吸盤と接着面をつけてみましょう。
しかし、加熱し過ぎると、吸盤が変形したり変色したりするので注意が必要です。
熱湯に少しの間つけておきます。熱湯で、ホコリや油分なども取り除くことができます。
レンジでも可能です。小鉢などにお湯と吸盤を入れて30秒~1分ほど電子レンジで加熱します。
吸着面に荷造り用の透明テープを貼る
バスルーム等のタイルなどは、無数の細かい穴があり、厳密には「ツルツル」しているわけではありません。
そこで、荷造り用の透明テープを貼ってみましょう。
吸盤を貼り付ける場所が、デコボコしていたり、傷が付いている場合はその上に荷造り用の透明テープを貼理、吸盤を貼り付けると外れにくくなります。
タイル面など、貼り付ける面に荷造り用の透明テープを貼ります。
そこに吸盤を貼り付けると、ツルツルの表面になるので、外れにくくなります。
ダメな時は交換しましょう
吸盤に限らず、耐久消費材は寿命があります。
いろいろ試しても、吸着力が戻らず落ちてしまう場合は、諦めて新品に交換しましょう。
いかがでしたでしょう?
吸盤を復活させるには、熱湯に数分つけるだけで良かったのですね。
さっそくお台所や洗面所、おトイレなどの弱って落ちそうな吸盤を外して、かたっぱしから熱湯につけて復活させてしまいましょう!
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