頻尿の回数の定義
日本泌尿器学会によると、1日8回以上排尿が頻尿とされています。ただし排尿回数には個人差がありますので、8回以下であっても、自分でトイレに行く回数が多いと感じている場合も頻尿というそうです。
また、ひとくちに頻尿といっても原因は様々。老化現象のひとつだというイメージが強いのですが、実は深刻な病気が頻尿を引き起こしている場合もあります。
過活動膀胱かもよ、といわれたので、チェックするのだ。https://t.co/XwBHD8WFhW
— 芳川まりあ。猫吸イ (@gami_co) October 18, 2017
過活動膀胱
CMなどで、耳にしている方も多いのではないでしょうか。過活動膀胱はトイレが近い、尿意が我慢できない、寝ている間に何回もトイレに起きてしまうなどの症状がある病気です。
この病気に悩んでいる方は多く、罹患数は800人以上に上ります。加齢のため、排尿コントロール機能が低下する他、前立腺肥大による膀胱の収縮、脳神経の異常が頻尿につながります。
夜間の尿意は高血圧が原因
生活習慣病
糖尿病、高血圧も頻尿の原因です。糖尿病の場合は血中の糖分を、高血圧の場合は塩分を薄めようとして身体が多くの水分を欲しがるため、水分摂取量が多くなることが要因です。
また、高血圧は腎臓機能も低下します。すると日中、十分に尿が作れず夜間も尿を作ることに。そのため、夜間にも尿意を感じます。
睡眠障害
不眠症で眠れないと、ついトイレに行ってしまいます。それが習慣化すると、尿意がなくてもトイレに行きたくなってしまいます。
また睡眠時無呼吸症候群の場合、寝るときに気道が塞がれます。気道が塞がれると尿を溜めておくホルモンの働きが悪くなるので夜間の排尿が多くなるのです。
頻尿は、女性特有の病気や症状も大きく影響しています。そして、実は女性こそ注意が必要なのです。詳細は次のページをご覧ください。
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