蓄膿症は何色!?鼻水の色の違いで分かる体調の変化まとめ!!※画像あり



色別の症状

・透明の鼻水

風邪の引き始めや、アレルギーに反応している時に出ます。

風邪のウイルスや、ダニ・花粉などアレルギー物質が鼻の中の粘膜にくっついている状態です。

・黄色の鼻水

風邪のウイルスが体内に入り込んでいて、白血球がウイルスと戦っている時。

戦い終えた白血球や死んだウイルスが黄色の鼻水に変わって排出されます。

風邪の治りかけですが、蓄膿症になっていることも。

・緑色の鼻水

蓄膿症が悪化し、膿が増えてしまうとドロドロの緑色に。

いわゆる「青っぱな」です。

・オレンジ色の鼻水

蓄膿症が長引いて、ほとんど膿が出ている状態。

かなり重症です。

・赤っぽい鼻水

血が混じっていることが多いです。

鼻のかみ過ぎや刺激で粘膜が傷ついているのかもしれません。

ストレスによる鼻血の可能性も。

・白い鼻水

完全に風邪をひいているときに、白い鼻水が出ます。

引き始めの時よりもネバネバになっています。

蓄膿症が慢性化した時もこの状態に。

・黒い鼻水

ほこりやゴミが粘膜にくっついて汚れています。

真菌感染症の場合も。

トンネルの中にいたなど、汚れる理由がないときは注意が必要です。

原因についてさらに詳しく知りたい方は、下記リンクをご参照ください!

鼻水が臭い原因は?黄色と透明ではそれぞれ驚きの違いが・・・

蓄膿症の対処法

早めに耳鼻科を受診し医師へ相談することが不可欠ですが、病院へ行く前に自宅でできる対策をご紹介します!

■鼻うがい

鼻洗浄とも言われますが、鼻から生理食塩水を注入することでほこりやウイルス、膿といった汚れを取り除く方法です。

1日1回程度、鼻うがいを行うと風邪やアレルギーから誘発される蓄膿症を予防したり症状を和らげることが期待できます。

1、準備は簡単!洗面器に2Lほどのぬるま湯(25~30℃位)を用意し、大さじ1杯程度の食塩を入れるだけです。

これで0.9%の濃度の食塩水(生理食塩水)が出来上がります。

2、洗面器の食塩水に顔を近づけて片方の鼻の穴を指で押さえます。

もう片方の鼻の穴から食塩水を飲み込まない程度に吸い込みます。

3、前かがみの姿勢で吸いこんだ食塩水を鼻から出します。

この手順で両鼻3~5回繰り返し行い、最後に軽く鼻をかめば終了です。

※唾や食塩水を飲み込まない。(耳に流れて中耳炎になることがあります)

※食塩水が鼻に残ったまま鼻をかまない。(鼻の粘膜が炎症を起こすことがあります)

■蓄膿症に効くツボ

1、合谷(ごうとく)

様々な体調不良に効くとされています。

身体のだるさ、慢性的な疲労感の軽減に効果的です。

2、上星(じょうせい)

鼻詰まりに効くツボです。

真ん中で髪の毛を分け、その分け目から指2本分ほど上のところにあります。

3、迎香(げいこう)

鼻水を体の外に出すのに役立つツボです。

小鼻の両横にあり、花粉症対策になるツボでもあります。

4、印堂(いんどう)

鼻詰まり、風邪といった鼻のトラブルに効くツボです。

眉と眉のちょうど真ん中にあります。

少しでも蓄膿症の症状を感じたら耳鼻科を受診することをオススメします。

悪化すると鼻腔と副鼻腔を完全につなげる手術をしなければいけなくなることもありますから、

そうなる前に…

〇マスクを着用する

〇加湿器を使い潤いを与える

〇鼻うがいを実践する

〇規則正しい生活、バランスの摂れた食生活を心がける

といった日常生活の中から見直していくことが大切です。

これらによって少しは症状も和らぐことがありますので、落ち着き次第なるべく早く耳鼻科へ足を運ぶのが、結局は早く治す道だということになります。





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