ナツメグが人体にもたらす効能と危険性…使い方で変貌を遂げるスパイス・・・



ナツメグの効能

・古代エジプトではミイラの防腐剤として使われていたこともあります。ナツメグに含まれるピネンという成分が、消化を促進させます。またミスチリン酸という成分は、食欲増進効果があります。

・ビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を促し、疲労回復の効果があります。

 ・腹痛、関節痛、筋肉痛の緩和効果もあります。ナツメグには抗菌作用があるため、口内の雑菌の増殖を抑えてくれます。ナツメグのアロマ効果で、精神的な癒しを提供してくれます。

 ・漢方薬や生薬の材料として使われているナツメグの優れた効能に、体を温めてくれることが挙げられます。そのため、冷え性に悩んでいる人にはおすすめです。胃腸を温めてくれるので、整腸作用があります。腸内のガスを抑えてくれたり、下痢の予防になるため、お腹の調子を崩しやすい人は、試してみてはいかがでしょうか。

 ・ナツメグに含まれる銅の成分が黒髪の色素の元になります。何より、女性にとって嬉しいことにナツメグには通経作用があり、生理不順を改善してくれます。

ナツメグの使い方

 女性に嬉しい効能を持つナツメグの使い方を紹介します。

 ハーブティーとして摂ることで、香りも楽しめます。ナツメグは牛乳の臭いを消す力があるため、ミルクティーに入れると良いです。ただし残念なことにナツメグは肌への刺激が強く、スキンケアやトリートメントに向いていないため、アロマセラピーで使うようにします。

 また先ほども紹介したように1度に5グラム以上は摂らようにし、妊娠中にも摂らないほうが良いです。ナツメグの持つ危険性を知っていれば、ナツメグの素晴らしい効能を得ることができるでしょう。

他のスパイスの効能

■胡椒(ペッパー)

世界中で最も使われており、スパイスの王様の異名を持つ香辛料ですが、胡椒には消化不良の改善や食欲を促す効果があります。また、体内のガスを排出し新陳代謝の活性や血液循環の促進といった効果もあります。

■生姜(ジンジャー)

様々な効能がありますが、抗酸化作用、ストレス緩和、冷え性改善・緩和、血行促進など女性には嬉しい効果がたくさんあるため、継続的に摂取したいスパイスですね。

■山椒

冷え性の改善・緩和、腹痛・下痢予防、胃もたれや消化不良に効果があります。また、食べすぎは禁物ですがダイエットにも効果があります。

■サフラン(番紅花)

料理の色付けに使われることの多いサフランは、冷え性改善、発汗作用だけでなく更年期障害の緩和、月経不順の解消、不眠症の改善などにも効果を発揮します。

スパイスにはそれぞれ特徴があり、食材との相性の良し悪しも様々ですので、しっかりと見極めてスパイスの使い分けを行うことで美味しくカラダにも良い料理を楽しみましょう!





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