肺がんの7つの初期症状
日本人の死亡率でトップの肺がんにみられる初期症状には、どのようなものがあるのかみていきましょう。
1、咳
咳が2週間以上続く場合は、肺がんの可能性があります。さらに血の混じった「たん」がでるときは要注意が必要です。
2、息切れ
肺がんで肺に水が溜まったり、肺の血管が圧迫されることで息苦しさを感じ、息切れを起こすことがあります。
3、体の痛み
特に胸や背中、肩に痛みを感じることがあります。
4、呼吸の異常
呼吸をしたときに、口笛のような音がしたときは要注意です。肺がんにより気管支が細くなっている可能性があります。
5、突然体重が減る
肺がんに限らず、がん患者は突然体重が減る傾向にあります。
6、骨の痛み
肺がんが骨に移転してしまうと、骨に痛みを感じるようになります。
7、頭痛
肺がんが脳に移転してしまうと血流が妨げられ、頭痛が起こります。
肺がんの種類
肺がんはその種類によって発生する場所、特徴が異なるのでそれぞれご紹介します。
1、腺がん
腺がんは肺の奥に発生しやすく、症状が出にくて女性に発生しやすいなどの特徴があります。
2、扁平上皮がん
扁平上皮がんは肺の入り口付近に発生しやすく、発生する人のほとんどが喫煙者という特徴があります。
3、大細胞がん
大細胞がんは肺の奥に発生しやすく、一度発生すると増殖が速く増え続けることが多いです。
4、小細胞がん
小細胞がんは肺の入り口付近に発生しやすく、発生する人のほとんどが喫煙者で、骨や脳など他の部位に転移しやすいことが特徴です。次のページでは、肺がんのステージについてご紹介します。
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