あべこべ体操
テレビや雑誌で話題になっている「あべこべ体操」は、北洞誠一さんが考案したわずか30秒で肩こりが解消できる体操です。頭の後ろで手を組み、肘を開きながら天井を見上げ軽く背中を反らします。
次に、肘を閉じながらおへそを見るように背中を丸めます。ついで、目の動きと体の動きを逆にします。肘を開き天井を見上げる時に目線を下に持って行きます。
背中を丸める時に目線を上げます。この動きを5回繰り返します。次は、肘を開いて天井を見上げる時に背中を反らす代わりに丸めます。
肘を閉じて頭を下げる時に背中を丸めずに反らします。体の動きを確認しながら5回繰り返します。最後に頭上から右手で左の耳をつかみ、頭を引っ張るようにしながら右に倒します。
同時に、お尻の右側を持ち上げて左側に体重をかけます。今度はお尻の左側を持ち上げ、右側に重心をずらします。この動作を繰り返しながら、左右にお尻をフリフリします。
この動きを5回繰り返したら右腕を下し、反対側でも同じ運動をします。慣れると30秒もかからなくなるでしょう。
肩こりのツボ
肩こりに関連するツボを押さえると、肩こりを緩和させることが可能です。まず首のこりと目の疲れに効果があるツボは、「風池」と「天柱」と言われる場所です。
「風池」はうなじのくぼみにあり、「天柱」は「風池」から親指1本分内側よりのやや下側にあります。それぞれのツボを両手の親指で押しながら頭を前後に動かします。
次は「合谷(ごうこく)」という手の甲にあるツボで、肩こりや手のしびれに効果があります。「合谷」は、手の甲の親指と人指し指の骨の分かれ目の、やや人指し指側にあります。
親指を「合谷」に当て強めに押します。両手それぞれ30回ほどします。セルフマッサージ、「あべこべ体操」、ツボ押さえを覚えて習慣付けると肩こりの不快な思いをしなくて済みます。
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