痔の治療にかかる手術費用
治療法によって、痔の治療費用が変わってくるのでそれぞれ簡単にご説明します。
1、ジオン注射
ジオン注射とは痔を作っているいぼに直接注射を刺し、薬を注入する手術です。特徴としては切開することなく手術を行えるので、痕が残りにくいです。手術費用はおよそ2万円~3万5,000円です。
2、結紮切除術
痔になっている部分をメスを用いて切除する手術方法です。施術後に強い痛みを伴います。手術費用は2万円~3万5,000円です。
3、PPH法
切除することなく痔を取り除くことができる、最新の手術方法です。施術後の痛みもそれほどありません。手術費用はおよそ4万5,000円です。
4、肛門形成術
肛門に出てきた痔を直腸の位置まで戻す手術方法です。手術費用は2万円~3万円です。
自宅で出来る痔の治療法
手術を受けることなく、自宅でできる痔の治療法についてご紹介します。
1、アロエベラ
アロエベラの果肉のジェルを痔に塗ることで炎症を鎮められます。
2、ジャガイモ
ジャガイモをすりつぶしたものを痔に塗ると、ジャガイモの脱水効果で腫れがひいていきます。
3、カモミール
カモミールを染みこませた布を患部に塗ることで、カモミールに含まれる消炎作用によって腫れがひいていきます。
4、ティーツリー・オイル
ティーツリー・オイルも炎症を抑える効果を持っているので、患部に塗ると次第に腫れがひいていきます。
5、ニンニク
ニンニク3次とローリエの葉3枚を一緒に沸騰したお湯に入れて、10分煮ます。できたらその液体を患部に塗ります。
6、りんご酢
りんご酢を布にしみこませて患部をなでるようにして塗ります。
7、ビタミンE
ビタミンEの含まれている食べ物を食べることで肌が潤い、痔の治療につながります。痔は多くの人が経験しながらも、なかなか人にそのことを相談できるものではないと思います。これを参考して、ぜひ痔の苦しみから解放されましょう。
手術で痔の治療をしても、便秘が治っていなければまた、痔が再発するのではないですか。
快便習慣を確立するのが良いのではありませんか。
座位排便に際して、踏み台をセットするのが良いと言われていますが、確かに効果はありますが、頑固な便秘はそう簡単には治りません。
私は、高校生の時にいぼ痔の切除手術をしたのを皮切りに、50歳くらいまで痔に悩まされていました。35歳くらいまでは和式便器が主でしたので、排便姿勢としては理想的だったのです。それ以降は様式で、食後30分ほど籠っていました。
50歳のころ、排便時の切れ痔出血を温水シャワーで洗い流していたら、残留便がするりと出るので、以降この方式をとり続けています。
80歳の現在までまず、痔で悩むことはありません。
今では、食後しばらくして便意を感じて、便座に座ると時を経ず快便。出ないときはあっさり止めて、温水シャワーをかけるとたいていはすんなり出ます。
世の中の常識では、温水便座の洗浄水も長時間使用するのは良くないと言われています。肛門周辺が爛れるとのことです。シャワーもあまり長く使うのは良くないかと思われます。
しかし、赤ん坊や幼児が浴槽で排便することはよくあることだし、老人施設でも浴室で漏らす人は多いと言われています。
温めて、適度な刺激を与えると排便は至極簡単です。
ただ、浴室で排便するのは同居家族にとっては耐え難いことでしょう。
贅沢ですが、然るべき仕掛けを施した浴室トイレの開発が望まれます。
息子がJICAでモロッコに赴任していた時ティゲルドウィンというところに居ましたが、浴室内に大きな穴があって排便後はペーパー無しで、シャワーで洗う家に住んでいました。(トイレットペーパーが贅沢品であったのかもわかりません)
モロッコはフランスと関係が強かったので、フランスにもこう言う習慣があるのではないかとも思っています。
野菜の汁も良いですが、温水シャワーが良いです。快便習慣がつき、痔主生活とはおさらばです。ただ、浴室排便は同居家族には耐え難いでしょうから、贅沢ですが早く然るべき設備を備えた浴室が考案されることが望まれます。
原始的ですがモロッコにはそう言う住宅が既にあります。