なかなか落としづらい油性ボールペンのインク。
シンナーやベンジンといった有機溶剤やマニキュアなどの除光液はインクを落とす効果がある一方、ビニール素材を溶かす恐れもあるため、あまりオススメできません。
では素材に優しく、インクも簡単に落とす方法とは?
肌
まず肌についてしまった油性ペンの落とし方です。
サラダ油、日焼け止めクリーム、ハンドクリームなどを油性ペンで書いた部分になじませてティッシュでふき取ります。
簡単に出来る方法なのでまず試してみましょう。
汚れが落ちにくい場合は口紅の乳化剤、歯磨き粉に含まれる研磨剤を使うとあっというまに汚れを取ることができます。
布や服
消毒用のエタノールで落とすのが一般的です。
汚れてもいい布を2枚用意します。
汚れた部分に消毒用エタノールを染み込ませて、用意した布で叩くようにインクを落としていきます。
何度か繰り返すことで汚れが落ちていきます。
床や壁、机
ラッカーシンナーを使います。
あまり聞きなれないかもしれませんが、通販でも購入できます。
ラッカーシンナーを使う前は窓を開けて使うといいかもしれません、匂いが少し強いので。
汚れのついた部分に吹きかけてふき取りましょう。
靴
靴に書いた油性ペンを消すために試したい方法をご紹介します。
・ネイルリムーバー(除光液)
除光液にも様々な成分の物がありますが、「アセトン」か「エタノール」が含まれているものを使用します。
コットンなどにつけて軽く叩くようにしてこすってみましょう。
比較的家にある方も多いと思います。
今は100円ショップでも購入できるので簡単に試せますね。
・アルコール、消毒用エタノール
布などにインクがついた場合の一番良い落とし方は消毒用エタノールといわれています。
コットンなどにつけて軽く叩くようにしてこすってみましょう。
靴がキャンバス地だったり、伸縮性のあるゴム素材だとマジックのインクが中に染み込んで取れにくかったり逆に広がってします。
そんな時は、衣類のシミ抜きの要領で、「酸素系漂白剤」や「シミ抜き用洗剤」を、使い古した歯ブラシにつけてこすってみるのも1つの方法です。
また、除光液に入っている成分によっては、靴の生地を傷めたり変色させたりするものもあります。
始めに、目立たない場所に除光液を付けて様子を見てからやってみるのをおすすめします。
にじんでしまったり汚いのは嫌!という場合は、ネームテープを上から貼って新しく名前を書き換えたり、名前の部分を可愛い形で塗りつぶし別の場所に名前を書いたり、あるいは修正液や白マジックで文字を消し上から書くなどの方法が良いかと思います。
他の種類での落とし方は次ページから!!
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