女性の方なら普段よく利用してるであろうタイツとストッキング。
しかし、この2つはとても良く似ていますよね。
タイツとストッキングってどう違うのか?
そんな素朴な疑問を感じた時はないでしょうか?
今回そんな素朴な疑問「タイツとストッキングの違い」についてご説明しようと思います。
2つの違い
「ストッキング」と「タイツ」の違いは、「生地の厚みによって区別する」と定義されていますが、この生地の厚みを表す単位を「デニール」といいます。
この「デニール」とは、正確には「糸の太さや重さを表す単位」のことで、9,000mに糸を伸ばしたときの重さを基準にしており、9,000mで1gの糸が「1デニール」とされています。
少々複雑なデニールについての定義をお話ししましたが、この定義に当てはめてみると…
・ストッキングは、30デニール未満のもの
・タイツは、30デニール以上のもの
ということで境界線は「生地の厚み30デニール」ということになりますね。
市販のタイツでよく見かける80デニールの場合、糸を9,000mに伸ばしたときに80gの重さとなる糸を使っているということになりますが、デニールが増えれば増えるほど透け感が減り保温力が上がります。
・デニールが40や60の場合、薄手で程よく透け感があるため、春先や秋にちょうど良い厚さ。
・80デニールであれば膝頭が透ける程度。
・110デニールとなると保温力が格段に上がり、真冬の寒さにも耐えられるレベルといえます。
人気のデニールは?
デニール数によって厚みが異なることはお分かりいただけたと思います。
では1番人気のデニールは何なのでしょうか?
脚の見せ方によって履きこなしたいデニール数について詳しくみていきましょう。
・足がきれいに見えるデニールは?
30~60デニールが足を1番きれいに見せてくれるのだとか。
というのも、薄すぎると透けすぎてしまいますし、厚すぎると脚がぼてっと見えてしまうためほどよい透け感のある30~60がベストなのだそう。
・男性ウケするデニールは?
実は60デニールが最も男性ウケする厚みなのだそう。
“少し肌の色が見える程度の透け感が1番きれいに見える!”
“多少透けた方がセクシー”
という意見が多数寄せられました。
人によって好みは様々だと思いますが、頭の片隅に入れておいてもいいかもしれませんね!
2つのはき分け方
皆さんは、様々なシーンでタイツやストッキングをはき分けていますか?
寒いからといって、なんでも良いというわけではありません。
特に冠婚葬祭の場合一般的な常識を知らないと、とても恥ずかしいことになりますので、覚えておきましょう。
お通夜・葬儀に参列するときに喪服に合わせるのは、少し透け感のある黒のストッキングがマナーです。
透けないタイツはカジュアルな印象になってしまうため、基本的には避けましょう。
そして、結婚式に呼ばれた場合は、ストッキングはナチュラルなベージュが基本です。
黒のストッキングはお祝いの場には合いません。
タイツ系もカジュアルになるので基本は避けましょう。
さらに就活の時、仕事の面接に行くときは、黒のタイツや黒のストッキングは避けましょう。
明るく清潔な印象を与えられる、ベージュのストッキングが基本です。
長持ちさせる方法
そんなストッキング・タイツを長続きさせる方法はあるのでしょうか。
まず、ストッキングを買ってきたら柔軟剤でゆすいで、乾燥させます。
そして、それを冷凍庫へ!
一晩経てば、伝線しにくいストッキング・タイツの出来上がりです。
なぜ、冷凍庫へ入れるひと手間でストッキング・タイツが伝線しにくくなるかというと、冷凍することによってストッキング・タイツの繊維がキュッと固くなるからのようです。
いかがでしたか。
タイツとストッキングの違いは生地の厚さだけですが、場面や季節によってふさわしさが変わってきます。
毎日利用するものだからこそ、上手に使っていきましょう。
コメントを残す