カミソリを使ったことがある方なら、一度は経験したことがある”カミソリ負け”。
どんなに気をつけていても失敗してしまい…結局ヒリヒリ、ピリピリと痛くて、わざわざムダ毛を処理したのに、肌が赤くなってしまっては気分も下がりますよね。
今回は、そんな手強い「カミソリ負け」を起こさないための対策と、カミソリ負けが起きてしまったときの対策をご紹介します。
カミソリ負けの原因
では、まずカミソリ負けは一体どのようなメカニズムで起きるのでしょうか?
カミソリ負けができる原因は大きく分けて3つあります。
①カミソリに問題がある
皆さんはムダ毛処理に使っているカミソリ、どんなものを使っていますでしょうか。
同じものを繰り返し使っていたり、使った後お風呂場に置きっぱなしにしていませんか?
カミソリは金属で出来ていて錆びやすく、刃の部分はとっても薄いので欠けやすいのが特徴。
そんな錆びてガタガタになったカミソリで、ムダ毛を剃ったら…肌はボロボロに傷つきます。
そのことからカミソリを使う場合は、まずその刃の状態を必ずチェックしてから使うようにしてください。
またすぐに使うからと、お風呂場にカミソリを置きっぱなしは厳禁です!
カミソリを使用した後は、水分をしっかり拭いて、乾燥させたあとケースに入れて、湿気の少ないところに保管するのが基本です。
②剃り方に問題がある
こんな剃り方をしていませんか?
”シェービングクリームなどを付けずにそのまま剃る”
”同じ箇所に何度もカミソリを当てている”
”毎日同じ箇所にカミソリを使っている”
”毛流れに逆らって何度も剃る”
”アフターケアを何もしていない”
このように1つでも当てはまることがあれば、それが原因でカミソリ負けを起こしている可能性があります。
③肌質や肌の状態に問題がある
乾燥肌・敏感肌の場合、肌が外部からの刺激にとても弱い状態になっています。
まずは、肌の状態を改善するスキンケアを続けて、肌が健康になってからカミソリを使うようにしましょう。
生まれつき肌が敏感な場合や、金属アレルギーなどで、カミソリが肌に合わないという方もいます。
そのような方は、カミソリを使わず家庭用脱毛器やクリニックでの脱毛など、他の脱毛処理を考えましょう。
女性の場合は生理前や生理中、妊娠中などは肌が普段より敏感になります。
このような肌が敏感な時期は、カミソリによるケアは避けるようにしましょう。
薬以外の顔へのケア
お肌を守るためにやるべきこと。
特に髭反り後のケアはとても大切。
髭剃りの後はクリームなどのスキンケアをするように心掛けましょう。
髭剃り直後に濡れたタオルなどで冷やすのも効果的です。
また、お肌に一番ダメージを与えないのは髭を剃らないこと。
しかし、仕事では髭を剃らないといけないでしょうし、なかなかそうは行きませんよね。
なので、次の日が休みだったりする日は髭を剃らずに保護を優先するだけでもかなり違います。
使用するカミソリも、古くなれば切れ味が悪くなり、それによる肌のダメージも増大します。
早めの交換を心掛けるべきです。
カミソリ負けへの治し方・応急措置
もしカミソリ負けをしてしまったら…
慌てずそのままにせず応急処置が肝心です。
炎症を抑えるために冷たい水で数回優しく顔をすすぐことでかゆみやヒリつき、痛みを多少軽減できます。
炎症を抑えたら、次は保湿です。
クリームなどを使って優しく塗っていきます。
このときすでに出血していたり、炎症がひどい場合は抗炎症作用のある塗り薬を先に塗りましょう。
女性の場合、メイクで隠してしまいたくなりますが、肌に余計負担をかけてしまい、治りも悪くなってしまうのでできるだけメイクは避けるのがベターです。
おすすめアイテム
口コミの多い男性向けのカミソリ負けしにくいアイテムをいくつか見ていきましょう。
■ZIGEN オールインワン フェイスジェル&洗顔
洗顔と保湿ジェルを合わせて使うことで肌質を整え、潤いを与えてくれるZIGENのセット。
保湿ジェルはオールインワンタイプなのでいろいろ塗るのが面倒…という方におすすめです。
■BUSO(ブソウ)
WEB限定発売のこのアイテム。
男性用せっけんでよく泡立てればシェービングフォームとしても使うことができ、保湿力も抜群です。
■BULK HOMME(バルクオム)
洗顔・化粧水・乳液の3本セットで乾燥やべたつき、カミソリ負けといった肌トラブルに悩む男性のために開発されたシリーズです。
自然由来の美容成分を配合しておりトラブル知らずの肌を実現してくれます。
いかがでしたか?
カミソリ負けへの1番の対処法は、長期的に見て「カミソリ負けしにくい肌に整えて肌の再生力を上げること」です。
ただ、自身で予防治療を行うのは難しいと思いますので、医師に相談するのも1つの手です。
自己判断で古い薬を塗ったり、家に残っているステロイド剤を使うのは肌に負担をかけ、悪化につながることもあるのでその都度お医者さんに掛かることをおすすめします。
乾燥肌の方にはつらい時期ですが、根本治療を目指して日々ケアしていきましょう。
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