大根おろしの効果的な食べ方!肝臓や便秘への効能がスゴいという噂も・・・



皆さんは、大根を食べる時どのように食べますか?

煮ても焼いても、サラダにしても美味しくいただける大根ですが、おろしにした時あなたは残さず食べていますか。

脇役になりがちな大根おろしですが、実はメーンとして食べてほしいくらいの栄養効果がたくさんあることをご存知でしょうか。

今回はそんな大根おろしの効能から、辛味を抑えるおろし方までご紹介します。

効能

「大根おろしに医者いらず」と言われるほど、大根は万能な野菜です。

その食べ方はそのままで食べても良いですが、おろして食べる方がより体には良いそうです。

そして、”良薬口に苦し”という言葉もありますが、少し辛いその味にも効果の秘密があるようです。

では、一体どのような効能があるのでしょうか。

①食中毒予防

大根がお刺身のつまに使われていることからも分かるように、体内の解毒酵素の働きを高め、優れた殺菌作用があります。

②食欲促進作用

揚げ物に、大根おろしが添えられていますよね。

これは大根の成分、消化酵素のジアスターゼが多く含まれているため、食べ物の消化を助け、胃腸の働きをサポートしてくれます。

③免疫力アップ

大根おろしには、免疫力を高めるビタミンCが100g中7mg含まれています。

そして、大根のビタミンCは、皮と身の間に最も多いというので、皮ごとおろすことがおすすめです。

④眼精疲労の緩和

ビタミンCが豊富なことで、眼精疲労の回復にも効果を発揮してくれます。

⑤吹き出物・ニキビ対策

大根おろしの辛味成分、イソチオシアネートには消炎作用があるといわれ、口腔内の腫れなどの炎症を鎮めてくれます。

ちなみにイソチオシアネートは揮発しやすいため、効果を存分に取り入れるには、食べる直前におろして食べるのがおすすめです。

⑥ダイエット効果

イソチオシアネートは、新陳代謝を促し血流をよくするため、ダイエットにも効果的です。

効果を存分に得るには、生のままいただきましょう。

オススメの選び方・食べ方

大根おろしはいくら体に良いとは言え、独特な辛さはどうしても苦手という方もいますよね。

そんな方は、大根の選び方やおろし方に少し気をつけるだけで、辛味を和らげられます。

さて、その方法とは…?

①表面のボコボコ

大根の表面に、傷のようなボコボコしたところをチェックしてください。

このボコボコが、大根の身に対してできる限り真っ直ぐな垂直であれば、比較的辛味は弱いといいます。

②おろし器は粗いもの

大根は、細胞が潰れることで辛味が増すそうです。

そのことから、おろし器の歯が鋭いものであれば大根の身を潰しにくいため、辛味を抑えられます。

③繊維にそっておろす

大根を筒状にカットし、立てて断面が半月型になるようにさらに半分にカットします。

そして、カットした断面をすりおろします。

このことで繊維にそっておろせ、そのことで辛味を和らげられます。

便秘・肝臓にも効果が!

・便秘

便秘の原因の1つとも言われているのが消化酵素の不足。

普段暴飲暴食や飲み会が多かったりと、食生活が崩れている方はご用心。

消化に必要な消化酵素が不足してしまい、結果便秘に繋がっているのです。

私たちの体には消化酵素が必要不可欠。

大根には多くの消化酵素が含まれており、大根を上手く摂取できれば、食べるだけで便秘解消に繋がっていくのです。

しかしここで注意点が。

この消化酵素は熱に弱く、加熱すると一気に減少してしまいます。

では、どうしたら良いのか?

それは大根をすりおろして食べる!

つまり、大根おろしがうってつけの調理法なのです。

・肝臓

大根には、肝臓の炎症・過敏を抑える効果があるため、肝機能が低下した人に適しているのです。

肝臓の不調に不安を感じている人が、こうした効果のある大根をとらないのは、非常にもったいないことです。

1日に食べる量の目安としては、100gで十分です。

水分量もありますから一概には言えませんが、大体、直径6センチで35mm程でしょうか。

焼き魚に大根おろしを添えるのはもちろん、大根サラダや煮物など、もっと積極的に大根を食べたいものです。

いかがでしたか。

このように大根おろしには体にいいことがたくさんあり、手軽に食べられるのでぜひ、これからは料理の付け合わせの役目だけではなく、主役として食べてみてくださいね。





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