ハチミツの効能・効果は肌に抜群!?また、糖尿病や口臭防止につながるとの噂も・・・



はちみつといえば”天然の美容液”、とも言われるほど美容効果が高い食品で有名ですが、その効果は様々で特に女性には嬉しい効能があり、発揮してくれます。

今まで、甘いからということでもし敬遠しているとしたら、それはとてももったいないことです!

今回は、そんなはちみつの効果効能についてご紹介します。

はちみつの種類

はちみつにはいくつか種類があります。

■純粋はちみつ

蜂が作り、何も混ぜられていないはちみつのこと。

国産では水分含有量23%以下。

海外産では20%以下のもの。

■精製はちみつ

元来のはちみつからにおいや色を取り除き加工しているはちみつのこと。

加工している分、本来の栄養素は壊れてしまい、糖分としての役割のみで清涼飲料水や食品加工として使われる。

■果糖はちみつ

はちみつに果糖・ブドウ糖液を加えたはちみつのこと。

はちみつ含有量が全体の60%以上のもの。

「栄養の宝庫」といわれるはちみつですが、「精製はちみつ」や「果糖はちみつ」のようなはちみつ加工品は、はちみつ本来の高い栄養価は期待できません。

健康や美容のためにはちみつを摂取するのであれば、「純粋はちみつ」を選ぶことが不可欠です。

効能

はちみつは、まさに完全栄養食ともいえる食材なのです。

その理由は…豊富な栄養素です。

10種類のビタミン類、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど、なんと150種類もの栄養素が含まれています。

1.効率よいエネルギー

はちみつの主成分はブドウ糖です。

食べてから20分で吸収され、速やかにエネルギーに変換されます。

胃腸に負担もかけませんし、脳へのエネルギー供給という点でも優れています。

2.ダイエット効果

はちみつは砂糖よりも甘いのに、低カロリーです。

100g当たりのカロリーは、白砂糖の場合384kcalですが、はちみつは294kcalです。

しかも、甘さは1.3倍ですから、使う量も少なくて済みます。

また、はちみつの方が白砂糖よりも血糖値を上げにくいので、インスリンというホルモンの分泌を抑えられます。

3.アンチエイジング&美肌

はちみつには活性酸素を除去して、細胞の酸化を防ぐビタミン類が豊富に含まれています。

中でもビタミンB群が豊富に含まれていて代謝を良くし、肌荒れを改善する効果もあります。

4.殺菌作用

はちみつに含まれるグルコン酸という有機酸には、強力な殺菌作用があります。

5.傷の回復

傷の回復を早めるという働きもあります。

料理をしていて油がはねた時など、ちょっとした火傷くらいであれば、すぐにはちみつを塗っておくことで、症状を落ち着かせられます。

6.口内炎の治療

はちみつの殺菌作用は口内炎の治療にも役立ちます。

そのまま患部に塗ったり、はちみつを薄めた水でうがいをすると良いでしょう。

7.虫歯や歯石、歯槽膿漏の予防

ここで使うのは、加糖されていない「純粋はちみつ」に限ります。

はちみつうがいでも口の中の環境を整えることは出来るのですが、歯磨き粉代わりに歯ブラシに直接はちみつをつけて、そのまま磨いても良いでしょう。

殺菌作用で虫歯や歯石、歯槽膿漏も予防し口臭まで防いでくれます。

8.喉のケア

はちみつの殺菌力によって、喉などについた細菌の増殖をおさえること、痰の切れをよくする効果、保湿効果でのどを潤す効果から、咳を止めることと考えられています。

9.便秘の解消

はちみつにはオリゴ糖も含まれていて、これは腸の中で善玉菌の餌となり、腸内環境を整えるのに役に立ちます。

はちみつの整腸作用によってビフィズス菌などを増やし、便秘や下痢などの不快な症状を改善します。

10.胃の不調を改善

特にニュージーランドで採れるマヌカハニーは、その強力な殺菌力で、胃潰瘍や胃がんの原因とされるピロリ菌を殺菌する効果もあるとして注目されています。

11.むくみや高血圧の予防

はちみつには様々なミネラルが含まれていますが、中でも女性に嬉しいのはカリウムです。

余分な水分を排出して、むくみを予防すると共に、高血圧も予防します。

12.動脈硬化の予防

はちみつにはコリンが含まれていて、血管を拡張させる、血圧を下げる、血管壁に悪玉コレステロールが付着するのを防ぐ、という働きがあります。

これによって、動脈硬化を予防する効果が期待できます。

効果的な摂取方法

はちみつの1番効率のいい摂取方法。

それは「スプーンですくってそのまま摂取する」という実にシンプルなものです。

タイミングとしては、空腹時や寝る前がおすすめで、寝る前に摂取することでストレス軽減や安眠効果も期待できますよ。

摂取する際に注意したいのが「金属に触れさせない」ということです。

はちみつは金属に触れると変質してしまうため、金属以外のスプーンや市販のはちみつ専用ディッパ―を使うようにしましょう。

また、赤ちゃんに与えるのはNGです。

乳児ボツリヌス症にかかってしまう恐れがありますので、加工品に含まれるはちみつについても気を付けましょう。

大量摂取をしないように注意

もし、蜂蜜を口にしようとしているのならば、まずは摂取量に気を付けましょう。

蜂蜜にはグルコースとフルクトースという物質が含まれており、それが蜂蜜を甘くしている物質になります。

これらの物質は、かなり身体に吸収しやすいために、急激な血糖値の上昇を招く恐れがあります。

その為に蜂蜜を食べるときは食物繊維と一緒に食べたほうが血糖値の急激な上昇を抑えれるので有効です。

また、蜂蜜はカロリーも砂糖に比べて高いです。

しかし、食べてはいけないということではなく、蜂蜜の方が砂糖よりも甘味が強いために少ない量で満足感を得ることができるようです。





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