ラムネはいつ食べると二日酔いに効く?また、何粒食べると一番の防止になるのか明らかに!!



胃はムカムカ、喉はカラカラ、ひどい頭痛・・。

二日酔いは本当に辛いですよね。

そんな二日酔いに、ラムネが効くという話をきいたことありませんか?

あのお菓子の小さなラムネの粒が、そんな効果があるなんて驚きですね。

今回はラムネがどういった働きをして、二日酔いに効果があるのかをご紹介いたします。

ラムネは二日酔いに効く?

そもそも二日酔いはどういった仕組みでなるのでしょうか?

お酒を飲むと、アルコールを分解するために肝臓が働きます。

アルコールはまず「アセトアルデヒド」と「酢酸」に分解され、最終的に「水」と「二酸化炭素」になります。

この「アセトアルデヒド」は毒性があり、二日酔いの原因となります。

「アセトアルデヒド」は、血中の濃度が高くなると、心臓がどきどきしたり、顔が赤くなったり、吐き気をもよおしたりします。

この「アセトアルデヒド」を、肝臓で分解することを優先するために他の栄養分の代謝が後回しになります。

また、肝臓が作り出すエネルギー源の、ブドウ糖を作り出す働きも抑えられてしまうのです。

そのため低血糖気味になり、身体がだるく感じたり、頭がぼんやりとしてしまうのです。

こういったことから、ブドウ糖が主成分のラムネ菓子が低血糖状態になった身体に、効果を発揮するというわけです。

いつ食べるのがベスト?

ラムネを食べるタイミングですが、ブドウ糖が不足している時に食べるのが一番効果が発揮できます。

しかし、人によって肝臓の働きは違いますので、ブドウ糖が不足するタイミングも変わってきます。

そのため、ここでは目安として効果が発揮できると思われるタイミングをご紹介します。

飲酒時にブドウ糖が不足している状態というのは、動機、あくび、同じことをしゃべりだす、ふらふらする・・などの症状が現れたら、ブドウ糖が不足し始めている可能性があります。

そのため、この症状が現れ始めたタイミングで食べることで、効果が発揮しやすいといえるでしょう。

自分にあったタイミングを見つけて、二日酔いにならないように気を付けてくださいね。

何粒食べるのがベスト?

ラムネを食べる量ですが、これも個人差があり何粒とは言いにくいのですが、ここでは、目安として参考にしていただければと思います。

例えば森永のラムネの内容量と原材料をみてみますと…

内容量 29グラム

原材料 ブドウ糖 タピオカでん粉 ミルクカルシウム 酸味料 乳化剤 香料

となっており中身は42粒程度入っています。

ブドウ糖が90%ということですので、ラムネ一本で26,1グラムのブドウ糖を摂ることができます。

一日のブドウ糖の摂取量は、約150グラムとされていますので、一本丸ごと食べても過剰摂取にはならないので安心です。

また、110キロカロリーと、お茶碗半分程度のお米と変わりませんので、ダイエット中の方でも、心配なく食べられます。

気を付けなければいけないのが、ブドウ糖は吸収が早く血糖値を一気にあげてしまうので、糖尿病の方は、ラムネを食べることは控えたほうがいいかもしれません。

ラムネ菓子を食べることで、幾分二日酔いに効果があります。

また、ラムネを食べれば、飲酒が帳消しになるほどの効果があるのか?といえばそうではありません。

しっかりと睡眠をとって、アセトアルデヒドの分解を早めることも大切です。

ラムネは、飲酒によってブドウ糖が不足した時の応急処置のつもりで食べてみてはいかがでしょうか。

また、飲酒によって空腹を感じた時に、甘いものや脂っこいラーメンなどを食べるより、ブドウ糖90%のラムネを食べた方が、即効性があって、カロリーも抑えられますので、おすすめです。

肝臓の働きは個人差がかなりありますので、食べる量などは、はっきりと何粒とは断言はできません。

ご自身でブドウ糖が不足した症状が現れた時に少量から食べてみて、気分がよくなる量を見極めてみてくださいね。





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