淡泊な味わいでありながらも、様々な料理に使える大根。旬の季節は秋から冬で、特に冬場に甘味が増します。そこで今回は、大根の栄養や保存法についてご紹介いたします。
栄養素と効果
大根には主にカリウム、カルシウム、ビタミンC、葉酸、食物繊維が含まれています。特にビタミンCは大根の中心よりも、皮の部分にたくさん含まれています。
そして葉にはビタミンB1、B2、C、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄などが含まれています。ですから、葉は捨てずに食べるようにしましょう。
大根の葉っぱってなかなか手に入らんよね
根より葉っぱのほうが10倍も栄養価が高いらしいぽ
菜飯うまい pic.twitter.com/l5IiqeQTjQ— ゲタ子 国際結婚 アメリカ 糖質制限 (@geta0421) December 21, 2017
焼き魚に添えられる大根おろしには、たんぱく質や脂肪の消化を助け胃酸の中和作用もあるので胸やけなどの症状を改善する力があります。また、二日酔いの症状を緩和させる力もあります。
根元の栄養
大根の根本部分には驚きの効能があります。根本部分には、ジアスターゼとグリコシダーゼが多く含まれています。
ジアスターゼは、発がん物質の解消と高い解毒作用を持ちます。さらに大根の辛み成分であるアリル化合物には、胃液の分泌を高めて消化を促す働きがあります。
そして、根元にいくほど辛み成分のイソチオシアネートが多く含まれています。このイソチオシアネートは、抗酸化作用とがん抑制効果があるとされています。
さらに、イソチオシアネートは代謝を促すのでダイエット効果もあります。さて次のページでは、加熱による栄養への影響についてご紹介いたします。
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