時計のベルト調整のやり方まとめ!業者だと料金はどれくらい?実はダイソーの道具でも調整可能!?



ベルト交換の方法

 全てのタイプに共通するのは「↑」の刻印があること。この向きを間違えないように注意が必要です。板バネ式の場合、ベルトの端に「↑」、反対側の端にくぼみがあります。

 くぼみに突き棒を差し込んで↑の方向に押しピンを押し出します。ピンの頭が4mmほど出たら指で引き抜けば、コマは簡単に外れます。適宜コマを調整し、つなぎ直します。

 割りピン式はコマの一つ一つに↑の刻印が刻まれています。刻印されていないコマは外すことができません。↑が下を向くようにデバイスにベルトを固定し、突き棒でピンを打ち抜きます。

 割りピンは意外に簡単に外れます。つなぐときは反対に↑が上に向くように固定し、ピンをハンマーで打ち込みます。

料金はどれくらい?

 Cリング式は割りピン式と同じようにピンを打ち抜きますが、ピンを指で抜いてはいけません。必ずハンマーを使います。↑を下向きに固定し突き棒をあてがいハンマーで叩き、完全に抜けるまで打ち抜きます。

 注意したいのが、この時まだ中に2~3ミリと小さいCリングが残っていること。何気なくベルトを返してしまうと、落ちて無くなってしまう可能性があります。

 Cリングは、ピンを固定するのになくてはならないものです。販売もされていないので無くすことは厳禁です。Cリング式はCリングの扱いも大変だし、高級時計ということもあるので時計屋に持ち込んだ方が得策です。

 買ったお店なら無料で直してもらえます。買ったお店でなくても500~1,000円で直してくれます。大抵の場合、その場で直してくれるので時間もそんなにかかりませんよ。





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