冷蔵庫の寿命の目安はここに注目!温度の基準、そしてこの症状が出たら買い換えましょう・・・



 冷蔵庫は、日々の暮らしになくてはならない存在ですよね。家電の中でも大型で、値段も張るので買い替えの時期に悩みますね。そこで今回は、冷蔵庫の寿命と買い替えの目安について紹介します。

この症状、もしかして寿命?

 寿命が近づいた冷蔵庫には、「冷えが悪くなった」「音がする」「水が漏れる」といった症状が現れてきます。いずれもコンプレッサーの劣化が大きな原因です。

 水漏れについては庫内の排水経路が詰まっている場合もあるのですが、メーカーか修理業者でないと内部を見ることができないので特定は不可能です。いずれにしろ、修理を依頼すると数万円かかります。

 またメーカーに課せられた「補修用性能部品の最低保証期間」は9年とされます。つまり、10年を過ぎると部品そのものがなくなり、修理ができなくなる可能性もあります。

冷蔵庫内の温度

 冷蔵庫の冷蔵室はJIS規格で、「室温が15~30℃において、冷蔵室内を0~10℃の範囲で調整ができること」と定められており、冷凍室は-17~-20℃、野菜室は3~8℃です。何度も扉を開け閉めしたり、いっぱいに食品を詰めたり、冷気の吹き出し口付近を塞いでいると温度が上がってしまいます。

 正確な庫内温度を知りたい時は、冷蔵庫中段のトレイ中央に100mlの水を入れたコップを置き、温度計を3時間ほど浸して測定します。この間は扉を開けないこと。

 明らかに高温であれば寿命かもしれません。一方で実はコンプレッサーではなく、扉の方に冷えが悪くなる原因があることがあります。気になる方は次のページをご覧ください。





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