便秘を解消させる体操
運動不足も便秘には大敵です。ポイントを押さえれば、ほんの少しの運動でも便秘改善には効果的です。鍛えるべきはふくらはぎ、腹筋、校門括約筋です。
ふくらはぎは、血液を心臓に戻すポンプの役割を担っています。そこに力を入れることで血行が良くなり、腸の働きが活発になります。つま先立ちをして5分キープで効果が出てきます。
便秘は、便を押し出す力が衰えていることが原因です。その代表的な部分が腹筋。弛緩性便秘には腹筋を鍛えるのが効果的です。
子どもに多い直腸性便秘は、肛門括約筋が弱いことが原因。上の画像のように、和式便器にしゃがむような体制で運動をすると改善されます。
便秘をすぐに解消させるツボ
私たちの体には、670以上のツボがあります。その中には便秘に効果的なものも。日本人に多い弛緩性便秘には、お腹にある「天枢」が効果的です。おへその指3本分、外側の左右をおすと蠕動運動を助ける作用が働きます。
便秘が慢性化している人は「大巨」を押しましょう。天枢の指3本分下にあります。慢性化していると、硬くなっているのでわかると思います。冷えが原因の便秘には体を温める「気海」が有効。
おへその真下にあります。ツボを押すときには、「しっかり、ゆっくり」を心がけましょう。ツボをしっかりと刺激することが大事です。親指の腹かお腹のツボの場合は人差し指と中指の2本で、ゆっくり息を吐きながら5~10秒押します。
離す時もゆっくりと。5~10回繰り返します。便秘はなかなか改善されにくく、薬に頼ってしまう人も多いと思います。薬を飲めばその場はしのげますが、根本的な解決にはなりません。
なにより、薬を飲み続けると腸の働きが悪くなるので、更に便秘を誘発することになります。今回紹介した中で、自分にあった方法を試して確実な便秘解消を目指しましょう。
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