多くの方が悩んでいる便秘。ついつい薬を飲んでしまうという方も多いのではないでしょうか。実は、薬以外にも便秘をすぐに解消できる方法があるのです。
便秘を解消させる食べ物
便と食べ物は、切っても切れない関係です。便秘改善に必須なのが善玉菌優勢の腸内環境ですが、食べ物によって腸内環境を整えることができます。環境を整える立役者は、乳酸菌とオリゴ糖です。
ここで注意したいのが選び方です。選び方を間違うと効果が得られません。乳酸菌というとヨーグルトというイメージがありますが、ここが落とし穴です。
乳糖を分解する酵素というものがありますが、日本人の50%はその酵素を持っていません。持っていないと、ヨーグルトは逆に便秘を悪化させてしまいます。
乳酸菌を摂る方法としては、納豆や味噌、醤油などの発酵食品が最適です。オリゴ糖はビフィズス菌との相性が大事。私たちの体には多種類のビフィズス菌がいるので、オリゴ糖もたくさんの種類が入っているものを選ぶと良いでしょう。
効果的な水分補給を
水分不足も便秘の原因です。水分は必要ですが、むやみやたらにとっても意味がりません。効果的な水分補給には量、種類、タイミングが大事です。
1日に必要な水分は「体重×0.04リットル」ですが、食事で約1リットル摂取し水分代謝で200mlの水が作られます。このことを踏まえた量を摂取する必要があります。一気に飲んでも、すべてが吸収されることはないので、1回200ml程度をマメに飲むようにしましょう。
大腸で何らかの原因で水分が吸収されなかったり、お腹のなかに体に悪いもの、いわゆる毒素が入り込んでしまって早く体から出さないといけない場合は下痢に、排便を我慢しすぎて大腸が便から水分を吸収しすぎた場合には便秘になるわ。無理に我慢しないでね。
— 永琳の解剖生理学bot (@eirinAPbot) November 30, 2017
水分摂取にはカフェイン飲料はNGです。利尿作用で逆に水分不足になってしまいます。そして、ベストなタイミングが朝起きてすぐです。
空っぽの胃に水分を入れると大腸を刺激し、蠕動運動が活発になるので自然な便意が起こります。蠕動運動の衰えが便秘の原因であることが多い日本人には最適です。食事以外にも便秘の改善方法があるのですが、それについては次のページで詳しくご紹介いたします。
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