昔ながらの蚊取り線香や電気蚊取り器、シュッとスプレータイプまで、蚊取り線香は人体には影響ないと言われています。蚊は死ぬのに人間やペットにはなぜ無害なのでしょうか?蚊取り線香の成分と、さらに安全な使い方をご紹介します。
蚊取り線香は燃え尽きるまで7時間かかる。
うずまきの長さは75センチ!
これは日本人の平均睡眠時間の合わせたもの。
— へえ!そうだったの|雑学集 (@heesounano) November 7, 2017
蚊取り線香の成分
渦巻き型の蚊取り線香に火を点けると煙が立ち上り、蚊がフラフラと落ちてきますね。蚊取り線香の有効成分は、除虫菊(シロバナムシヨケギク)の花に含まれる天然成分のピレスリンを人工合成して作られたピレストロイドという合成化合物です。
現在の蚊取り線香の有効成分は無臭だが「匂いがしないと効いてる気がしない」との声から、あえて除虫菊を混ぜてるんだとか
— えふ (@JlowoIL) October 15, 2017
実はピレストロイドは蚊の神経を麻痺させる作用があり、蚊取り線香を点けて蚊が落ちるのは、死んだのでなく気絶しているだけなのです。ただし気絶している時間が長くなると、ノックダウン効果といって死に至ります。
ペットへの害と喉への影響
犬は蚊に刺されるとフィラリアに寄生され、刺されてから数年後に心不全などを発症して死亡してしまいます。ペットの犬が蚊に刺されないように、そばに蚊取り線香を置きたくても、犬にとって害はないか心配ですね。
基本的には問題ありません。蚊取り線香の有効成分は、哺乳類にはほとんど無害です。ですから人のそばでも使えるわけですが、まれに蚊取り線香の煙により喉が痛くなる人がいます。
また、アレルギー体質の人は頭痛や気分が悪くなるケースもあります。そういう人は、蚊取り線香を使用する時間を短くしたり、換気をよくしましょう。
では赤ちゃんは大丈夫なのでしょうか?赤ちゃんのいる部屋での安全な蚊取り線香の使用法は、次のページにて詳しくご紹介いたします。
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