魚が臭い原因
食べようと買っておいた魚。日にちが経つと、腐ってはいなくても独特な生臭さが出て、食べるのに躊躇してしまうことも。
実は科学的な方法を用いると劇的に臭いが消え、美味しく魚を食べることができます。魚の臭いの正体は「トリメチルアミノ」という成分。
トリメチルアミノは元々、トリメチルアミノオキシドという化学成分です。このトリメチルアミノオキシドは、一般的に生物が持っている化学物質で無色無臭です。
しかし、魚介類が死ぬとトリメチルアミノに分解し、あの臭いが出てくるのです。臭いの正体が分かればこっちのものです。要は臭いの元であるトリメチルアミノを取り除けばよいのです。
臭いには牛乳
“科学的”というと、難しく感じてしまう方もいるのではないでしょうか。でも大丈夫です、身の回りの物を使うだけで簡単に臭いが取れます。
冷水
まだ臭いはじめなら、冷水だけでOK。冷水で洗うだけでも、細菌やトリメチルアミンを洗い流すことができます。しっかりすすげば、ぬめりと一緒に臭いも取り除くことができます。
牛乳
牛乳に含まれる「カゼイン」というたんぱく質がトリメチルアミンの発生を抑える働きをします。牛乳に魚を20分漬けるだけで臭いはさっぱり消えます。
牛乳は、レバーなどの臭み消しにも活躍しますよね。さて次のページでは、臭いを取り除く方法を動画でご紹介します。
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