禁酒の効果
禁酒が体に及ぼす、代表的な4つの効果を紹介します。禁酒が体に及ぼす影響は、はっきり言って体に良いことのみです。
・内臓へのダメージを防ぐ
全ページで説明した肝臓の他にも、胃や腸にも負担がかかりますし、呼吸器や心臓、脳、皮膚、筋肉などの全ての内臓や身体の器官に負担がかかってしまうのです。
・節約になる
ビールや酎ハイ、焼酎、日本酒、ワインと気分によって飲むお酒も違うと思いますが、お酒はお金がかかりますよね。
ビールの場合は、500mlのロング缶（約300円）を4本買うと1200円になります。
発泡酒やチューハイにすれば本数や値段も変わると思いますが、いつでも安いというわけではありませんよね。
たまにはウィスキーやシャンパンなども買いたいですし、休肝日があったとしても平均すると1日に500円から1000円ほどはかかっているでしょう。
長期的に見てみると…
1日で500円から1000円かかり、1ヶ月で15000円から30000円、1年で18万円から36万円、10年で180万円から360万円がかかることになります。10年分のお酒代で車が買えてしまいますね。
・睡眠の質がよくなる
お酒を飲んでしまうと、鼓動や呼吸が荒くなったり、脳が覚醒状態になったり、水分不足になったりして良質な睡眠が取れないですよね。
泥酔して寝てしまうということもありますが、寝ているのではなく、身体の各機関は覚醒しているのに頭は気絶しているという状態なのです。
お酒を飲まないで布団に入ればぐっすり眠ることができますが、朝はのんでいるときよりも眠気があるかもしれません。
深い眠りにつくと寝覚めが悪くなってしまうのです。お酒を飲んだときの睡眠は眠りが浅く、朝は起きやすいのかもしれないですね。
寝覚めが悪くてもしっかりと睡眠が摂れているので朝を過ぎてから覚醒した後は昼間に眠気を感じることが少なくなるでしょう。
・痩せる
前ページでダイエットについて説明しましたが、もう少し詳しく説明します。
お酒のカロリーは「エンプティカロリー」と言われていて、カロリーは高いけれど簡単に消費する事ができるという都市伝説がありますが、それは、嘘です。
エンプティカロリーは「栄養価が殆どないのにカロリーだけはある」ということです。
ちなみにアルコールのカロリーは「１ｇあたり7kcal」です。
ビールのロング缶は1本200kcal程度で4本になると800kcalになるのです。
体重1kgは7000kcal程度のカロリーで増えるのですが、毎日800kcal摂取すると10日で1kg増えることになります。
禁酒をすれば、どれだけのダイエット効果があるかはもうお分かりですよね。
禁酒は健康面、さらには経済面でも良い効果をもたらすのですね。
では、次に具体的な禁酒方法についてご紹介いたします。
禁酒の方法
実行には困難が伴いますが、具体的な禁酒の方法を紹介します。
・毎日少しずつ量を減らす
急に禁酒を実行するとストレスがかかるため、徐々にアルコールを減らしストレスを緩和させます。
無理なく禁酒を着実に行うことができます。
・ノンアルコール飲料を飲む
禁酒をしている人にはあまりおすすめできないのですが、ノンアルコール飲料を飲むことで落ち着くと思います。
味はホンモノに近いので脳や体を騙すことはできると思います。
しかし、味はお酒なのでなかなか禁酒をするのは難しそうですね。
・運動してみる
熱い日にビールをのみたくなりますよね。
しかし、お酒は水分補給にはならないのです。
アルコールを分解するのに水分を取られてしまうからです。
なので暑いときや運動後に飲むのはお酒ではなくても水分なら美味しいと思います。
くたくたになるほど運動をすれば「お酒をのみたい」という気持ちもなくなるでしょう。
健康的にも運動することはいいことなので気を紛らわせる方法として行ってみてもいいと思います。
・水分をたくさん取る
お酒はたくさん飲めてしまいますよね。
しかし、ソフトドリンクでは同じ量を飲めませんよね。
ソフトドリンクをたくさん飲むとお腹いっぱいになりお酒を飲みたいと思わなくなりますよね。
禁酒すると缶の量が減ります。今までは１週間でごみ袋がパンパンになったのが禁酒したら結構量が減りました。
・早く寝る
時間があると飲みたくなりますよね。
しかし、その時間を寝る時間にしてしまいましょう。寝てしまったら飲みたい気持ちがなくなります。
禁酒を達成するために水分を多くとったり、早く寝るという方法を行っていました。
あなたにあった方法で行ってみましょう。
禁酒を一定期間成功することができると初めて実感できることがあります。
それは、「お酒を飲みたくなること」です。
一定期間は、人それぞれですが私は禁酒12日間でお酒を飲みたくなくなりました。
他にもメリットとして美肌効果や体臭の改善、運動欲求などが出てきました。
禁酒を成功することができたのであなたも頑張ってください。
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