痛くない痣
ぶつけた記憶もないのにできている痣の原因と、治療法を紹介します。皮膚科医のJoel Cohen氏がデジタルメディアの「Vice」で語っていることによると、痣ができやすい人はコラーゲンが少ないそうです。
皮膚は、コラーゲンなどの幾つかの層からできていています。皮下脂肪は、骨の手前にある緩衝材の一部で骨と筋肉を守っているだけで、血管を守るのはコラーゲンです。そこでコラーゲンが不足すると、血管を守る層が薄くなり、内出血をおこします。
治療法
市販されている「ヒルドイドクリーム」を塗りましょう。血行を促進し、内出血を取り除いて傷の治りを早めてくれます。
あるいは血行を良くするために、温水と冷水に交互につけることで痣が治ります。次に、痣について注意しなければいけない点を紹介します。
注意が必要な赤紫色の痣とは?
一方で痛くない痣の中には、注意が必要な場合もあります。一般的にぶつけた内出血の結果による赤紫色の痣は、押すと痛みがあります。
その痣は、青色から茶色に変わって治っていきます。赤紫色の痣の原因は打撲と圧迫、母斑、メラニン色素、加齢によるシミや色素沈着が考えられます。
ところが、赤紫色で痛みを伴わない痣は注意が必要です。その場合、血小板の機能の低下から、ちょっとした刺激にも内出血を起こす血小板減少性紫斑病や、白血病を発症している可能性があるので病院で診察するようにしましょう。
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