他の方法(時間差あり…)
・塩を加えた氷水につける
氷水に塩を少し入れ、この中に缶を入れることでも冷たくすることができます。
この少し塩を入れると言うものがポイントで、氷水に塩を入れることにより、氷水の融点が下がります。氷の中心部は-10℃くらいの温度なので、塩を入れることで氷水は-10℃くらいまで下がっていきます。
また、固体から液体へ、つまり氷から水へと溶解が進む時には、周りの水から熱を消費します。
これによりさらに温度が低下するというわけです。
・冷凍庫を使う
普段は冷蔵庫や冷凍庫で冷やすとなると、冷凍庫でも30分は掛かってしまいます。
とても待ちきれませんよね。そんなときオススメなのが、キッチンペーパーもしくはタオルを濡らして缶に巻いたものを冷凍庫に入れると言うもの。
なんと、10分ほどでキンキンに冷えます。普通の3倍も早いですよね。
これは、冷凍庫で冷えるのと同時に、キッチンペーパーが水分蒸発をして、その気化熱で冷えるという仕組みです。
・扇風機で冷やす
まずは、濡れたタオルやキッチンペーパーを、缶ビールに巻いていきます。
ここまでは冷蔵庫で冷やす場合と一緒ですね。
それから、扇風機の風にあてていきます。
すると、水分の気化が促進されて、気化熱によって缶が冷えていくのだそう。
・V-Tex
今話題の「V-Tex」こちらは何と10秒以内で常温の缶ビール等を冷却できるという。
エネルギー節約にも役立つという優れものです。
この商品を開発したのはEnviro-Cool社という英国の会社。
ガラス瓶や缶やプラスティックボトルを、回転させながら冷却し、販売店向け製品の場合は、10秒以内で冷やすことができるというもの。
今後開発が進んで家庭の冷蔵庫などにも取り付けられるようになれば凄いですよね。
・COOPER COOLER(クーパークーラー)
このクーパークーラーは、通常缶ビールが1分で冷えるというすばらしい商品として売られています。
しかしキャッチコピーのみでは信用ならないうえ、動画をみると缶をガンガン回転させており、泡だらけになるはず!と思った方も多いのでは?
そこで実際の実験結果をご紹介します。
350mlと500mlの常温のビールを用意し、まず本体に水と氷を入れ、350ml缶をセットして準備完了。
まずは1分間でどれだけ冷えるのでしょうか⁈
結果はというと、1分間クーパークーラーで冷やすと7.6℃まで冷えていました!
次に500mlをセットし「EXTRA」と表記されたモードでチャレンジ!
先程は1分間でしたがEXTRAモードは2分間になります。
サイズ的に350mlよりは冷えにくいはずですが、時間は倍になるので期待できますね。果たして24.9度から何度になったのでしょうか?
結果最終的に3.7℃まで下がりました!
※NG項目
・冷凍庫で凍らせる
炭酸ガスを含む液体が凍結すると、炭酸ガスを含んだまま凍ってしまい、体積が増すため、缶が膨れたり破裂することがあります。
決して凍らせたりしないように。
ビールやジュースは冷やして飲んだ方がおいしいもの。
今回はいろいろな裏技を紹介させていただきましたが、実際に自分で試していただくのが一番いいかと思います。
その中で、あなたが一番いいと思った方法を見つけていただければなと思っております。
私はこの方法全てを試しましたが、一番お手軽で効果があったのは「氷水でくるくる回す方法」でした。
今回紹介した裏技を実践して、おいしく飲んでくださいね。
また、この他にも裏技を見つけたという方がいましたら教えていただけると幸いです。
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