食あたりになってしまった時の治し方!食べ物は何を摂取すればいいのか??



食あたりに効く食べ物について

※予防となる食品、飲み物

食あたりは、主にはウェルシュ菌・サルモネラ菌・キャンピロバクター菌・ブドウ球菌などの細菌により症状が急激に発症します。 

このため、急激な嘔吐や下痢を予防する食べ物や飲み物も、これらの菌に対して殺菌する作用を持ったものとなります。

寿司屋や日本料理店のお刺身では、しそ・わさび・しょうが・みょうがが添えられていることが多いです。 

これらの食品や梅干しに含まれている様々な酸には、強い殺菌力があります。

おにぎりや弁当に梅干しを入れるのは、食品の腐敗を防ぎ傷みやすくなる事を防ぐ意味があります。

夏季に梅を使用することによって、ブドウ球菌による食中毒予防ができます。

ニンニクにも強い殺菌作用が期待されています。ニンニクを丸ごと食べるのは、苦手な方は多いですが、スープに入れたり、カレーやシチュー、チャーハンなどに混ぜてみることをおすすめします。 

次に飲料ですが、日本茶に含まれているカテキンにも殺菌作用があることは有名ですね。

カテキンといえば日本茶をはじめとする緑茶に多く含まれておりますが、ウーロン茶紅茶でも含まれています。

このカテキンは、牛乳と混ぜると効果が低下しますので、混ぜないよう注意してください。 

※食あたりにいい食べ物:食材編 

1.バナナ 

バナナは消化にもいいので、食あたり時の食事にもおすすめです。バナナは、固いものではなく柔らかいものを選んで摂取しましょう。

あまりにも黒ずんだバナナは、逆に食あたりになる可能性がありますので、食あたり時に関わらず、摂取するのは止めておきましょう。 

2. その他の消化にいいもの 

急性の食あたりが治ったら、おかゆ、煮込みうどん、野菜スープなどは消化に良いものを摂りましょう。

慢性的な下痢の場合は柔らかいごはん、うどん、じゃがいもや里芋の煮物、バナナやりんご、白身魚などをとりましょう。

これらの食材は胃腸への負担が少なく、栄養価が高い食材です。

これらを摂り、徐々に免疫力を上げて体の内側から治していきましょう。 

※食あたりにいい食べ物:レシピ編 

食あたりを起こした時には、食事にも気をつける必要があります。

下痢をしている場合、体の水分も大量に失われやすいので、適度な水分補給を心掛けることはもちろんのこと、栄養価が高く腸への刺激が少ない食べ物を摂るのがよいでしょう。

乳酸菌が腸内環境を整えてくれるので、ヨーグルトを食べるのも有効です。

電子レンジで、30秒ほど温めたホットヨーグルトにして頂くと体が冷えすぎないので、腸への刺激も少なくなります。

栄養価が高い卵もいいでしょう。

スクランブルエッグにすれば、口当たりもよく食べやすいでしょう。

温めたダシ汁に味噌を溶き入れ、すりおろした長芋を入れてサッと煮た長芋のすりおろし味噌汁も適しています。

長芋には、消化酵素が含まれているので煮すぎないのが効率のいい食べ方です。 

自宅でできる対処法!

※水分の摂取

症状が軽度であれば、下痢や嘔吐による脱水を起こさないように水分を摂取することが大切になってきます。

水分の摂取は水よりもスポーツドリンクの方が有効です。 

自宅で可能であれば、暖かいお湯1リットルに対し、砂糖小さじ4-5杯、塩分を小さじ1杯、これにレモン果汁やはちみつを少量加えまぜた飲料を自分で作ってみるのもオススメです。

※飲み薬

市販の整腸剤胃腸薬解熱剤を飲むようにしましょう。

下痢は異物を体外に出す生理的な反応です。整腸剤以外の下痢を止める薬は飲まないようにして下さい。 

また、発熱の場合、解熱剤を服用しても構いませんが、胃腸を荒らさない薬を選ぶようにして下さい。

細菌によって起こる食あたりの中には、症状が治っても細菌が身体の中に居座っている場合があります。

その場合、細菌を持っている人には何の症状を起こさなくても、周囲の人にうつしてしまう可能性が…

ですので抗生剤をきちんと最後まで服用し細菌が体内から消えたことを確認する必要があります。

もしも原因がわからない場合は、症状が治まっても念の為に病院に行くようにしてくださいね。





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