揚げ物はサクサク感が命!
レストランなどで出される天ぷらは衣がサクサクでとてもおいしいのに、家で作るとどうしても上手に揚がらない…
なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
お家でもサクサクに揚げたいですし、時間が経っても水っぽさが出ないように揚げたいですよね。
今回は、天ぷらを上手に揚げるコツをご紹介したいと思います!
これを実践すればきっとサクサク感満載の天ぷらが食べられますよ。
基本
天ぷらはちょっとした工夫を施すだけで劇的に出来栄えが変わってきます。
例えば衣を作るときに入れる「卵」!
一般的には卵を丸々入れる方が多いと思いますが、黄身を使わず白身だけの方がサクッとした食感になるのです!
これは黄身が入ることで一気に気泡が膨れ上がることに関係しているのだそう。
また卵を使わずマヨネーズを入れることでマヨネーズに含まれる乳化された植物油が分散し、衣の中の水分を残さずカラッと揚げることが出来ると言われています。
揚げる際、水分が残っているとサクサク感は失われてしまうので、下ごしらえの段階で塩を使って水気をしっかりと抜くようにしましょう。
このひと手間で天ぷらは格段に美味しくなりますよ!
家庭で揚げ物をする際、「少量の油でどうにかしよう…」と思っていませんか?
でも実は天ぷらが家庭で上手に揚げられないのは「油の量が少ないから」なのです!
天ぷらを上手く揚げるためにはたっぷりの油を使うことが不可欠です。
また、油の温度は180度が目安で、菜箸の先に衣を落とし「プチプチッ」とはじくぐらいがちょうどいい温度です。
具材は油が跳ねないようそーっと乗せるように油にいれていきましょう。
いくつかポイントを押さえるだけでとってもおいしい天ぷらを作ることができるので是非参考にしてみてくださいね!
炭酸水
作り方はとっても簡単!
天ぷら粉をとく時に、水の代わりに微炭酸水を使うだけなんです。
天ぷらを揚げる場合、溶いた卵と炭酸水を混ぜ合わせて1カップにします。
小麦粉1カップを加えてさっくり混ぜ、好みの具に衣をつけて揚げるだけ。この時あまり早くかき混ぜないことがポイントです。
フライの場合は、小麦粉、溶き卵+炭酸水を合わせたもの、パン粉の順に衣をつけて揚げます。
なぜこの方法でカラッと揚がるかと言うと、炭酸を衣に含ませることで油の中へ入れた際、加熱によって炭酸ガスが発生し、このガスが衣の水分を素早く蒸発させる効果があります。
水分を素早く蒸発させることで、残った水分による衣のべたつきを防ぎ、揚げたてのいつまでもサクサクの状態を維持することができるというわけです!
酢
なぜ、お酢でサクサクになるかというと…
その理由はズバリお酢に含まれる成分!
お酢は天ぷらの衣に欠かせない小麦粉の粘り成分であるグルテンの生成を阻害してくれる働きがあるのだと言われています。
グルテンは粘り気の強い成分なので小麦粉だけの衣はどうしてもモタッとした食感になってしまうのです。
お酢の他にグルテン生成を阻害する働きを持つものとして重曹やコーンスターチも代用できるので、知っておくと料理作りの際に活用できそうですね!
他の裏ワザについては次ページから!!
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