酒蒸しからスパゲッティのボンゴレなど、アサリを使ったお料理は、貝の旨みがポイントのお料理です。ところが、アサリは砂抜きや塩抜きなどの下準備に手間がかかるので、夕飯のメニューから外す人が多いでしょう。そういう人のために、今回はアサリの砂抜きと塩抜きを手早く行う裏技をご紹介しましょう。
売ってるあさりは大抵砂抜きしてあるけど、不安なレディは海水くらいの濃度にした塩水につけて、一時間くらい暗所においておくんだ。そうすることで砂抜きできるよ。試してごらん。
— 料理する御曹司のbot (@onzoshi_cooking) September 5, 2017
砂抜きと塩抜き
ところで、アサリの砂出しと塩抜きはどう違うのでしょうか。潮干狩りで獲ったアサリは、砂と塩が一杯詰まった状態です。アサリの中に詰まった砂を吐き出させるのが、砂抜きです。
砂抜きを終えた後に、塩抜きの作業を行います。砂出しには海水、あるいは海水と同じ濃度の食塩水をアサリの顔が出る位の高さまで注ぎます。
アサリを完全に水没させてしまうと、アサリは溺死してしまうので注意してください。砂出しを終えたアサリをザルに上げると、アサリはどんどん海水を吐き出してくれます。これが塩抜きです。
50度お湯洗い
最近話題になっている、50度お湯洗いについてご紹介しましょう。50度お湯洗いをすると野菜などに起こったヒートショック現象で野菜の表面の気孔が開き、細胞に水分を取り込むことできるようになり、みずみずしい野菜を蘇らせます。
トクダネで主婦必見情報がありました‼
しなびてきた野菜を、50度のお湯(48〜52度)で洗って、ザルの上でしばらく乾かすと、茎の方からイキイキしてくる‼
冷蔵庫に保存する前に、50度のお湯で洗っておくと、野菜がイキイキ長持ち
※43度以下は細菌を増殖るので、お湯の温度に注意‼— ともみ (@puru11puru) March 27, 2012
50度お湯洗いは鮮度を長持ちさせる、菌を減少させるという利点があります。また、50度お湯洗いは野菜だけでなく果物、魚介類、肉類、さらには冷凍食品にも使えます。
洗った後によく乾かし、冷蔵庫で保存して魚介類・肉類は洗った後すぐに調理しましょう。この50度お湯洗い、アサリにするとどうなると思いますか?それは次のページでご紹介いたします。
コメントを残す