みなさん、「じゃがりこ」ってご存知ですか?
そうです、あのカルビーから販売されている、フライドポテト状になって、カップ容器にはいっている食品です。
今や子供から大人まで、ポテトチップスにつぐ、おやつや小腹を満たすのにちょうどよいおやつとして浸透していますね。
最近、ネット上で簡単レシピとして紹介されてから、販売元のカルビーのHPでも紹介されている、「じゃがアリゴ」について、今回はご紹介いたします。
アリゴは、もともとはフランスの郷土料理の一つともいわれる、ジャガイモとチーズを練り混ぜて作る料理のことです。
パンに乗せてもよいですし、メインデッシュの付け合わせとしても添えられるポテト料理です。
えっ?とおもいませんか。
海外の郷土料理が手軽に自宅でできるなんて、便利ですし、おしゃれですね。
日本のじゃがりことさけるチーズとお湯を混ぜ合わせるだけでできることから、「じゃがアリゴ」となづけられました。
最強の組み合わせ
もともと、ネット上で反響があったのは、 じゃがりこ×さけるチーズ×お湯+お塩少々という組み合わせでした。
じゃがりこには、色々な種類の味のものが販売されています。
ですから、追加の調味料はなくとも簡単にできるというのが便利で、おやつや料理の一品になるということで、反響が大きかったと思います。
販売元のカルビーでも、その反響からある注意を促しています。
それは、じゃがりこの容器はそもそも耐熱ではないので、熱湯を注ぐ際の事故を考慮して、耐熱容器に移し替えて、様々な味を楽しむようなオススメが掲載されています。
最強の組み合わせは、じゃがりこ×とろけるチーズ(適量)×熱湯150ccです。
これが簡単で最強です。
その理由は、じゃがりこ自体に味がついています。
さらに、とろけるチーズにも塩分が含まれています。
もちろん、お好みに合わせて、ペッパーを仕上げに上に振るくらいは風味も増すかもしれませんが、お塩を加えると、塩分が高めになってしまうのでお勧めしません。
また、さけるチーズより、とろけるチーズの方が、熱湯を注いだ瞬間にチーズはとけますので、より短時間で仕上げることができます。
ベストな作り方は何分
この作り方のポイントは、熱湯でチーズを溶かすと同時に、じゃがりこに水分を与えることで、マッシュポテトの状態が作れるということです。
熱湯を注いだ後、じゃがりこがマッシュポテトのように、水分を十分に吸い取ったところで、混ぜ合わせるだけです。
時間は、およそ5分です。
ちょうど、カップラーメンを作る時と同じくらいの時間です。
透明の耐熱容器に移して作る場合は、外から見える容器でしたら、チーズが解ける様子と、じゃがりこが水分を吸い込んでいく様子が見えますので、注いだ熱湯がなくなるくらいがちょうどよいのです。
じゃがりこ自体に風味がサラダ、チーズ、じゃがバター、たらこバターなど種類が豊富で、味がついていますので、お好みの味でよいでしょう。
チーズは、熱湯で簡単に解けるものをお勧めします。
だから、とろけるチーズが最強です。
さけるチーズで紹介されたこのレシピですが、時短を考えるなら、とろけるチーズです。
また、とろけるチーズにも、種類があって、モッツアレーラはあっさり系ですし、ゴーダチーズはしっかり系の味です。
とろけるチーズは家庭で簡単にチーズトーストが作れるという意図で作られたもので、本来はオーブントースターなどで焼くことを前提にしていますが、そのままでも食べることができます。
ですから、熱湯を注いだだけでも溶けてしまうという仕組みです。
さけるチーズ1本というのも、一つの目安ですが、とろけるチーズも、薄切りで数枚入りのパックから、切り刻んで中くらいの大きさのビニール袋入りがありますので、お好みに合わせて色々試してみることをお勧めします。
そして、最後によくかき混ぜることで、粘りがでてきて、まるでアリゴのようになるというわけです。
失敗例も
さて、簡単にできるじゃがアリゴを紹介しましたが、失敗例もあります。
どのような時に失敗してしまうのでしょうか。
1つは、お湯の温度に問題がある場合です。
しっかり沸騰させないと、チーズが解け切りません。
そのため、じゃがりこ自体は水分を含んだとしても、よくかき混ぜることができない。
あるいは、チーズが上手く溶けずに、ごわごわして粘りが出ない場合が失敗例です。
次に、水分が多すぎでも、マッシュポテトを通り越して、じゃがりこがびしょびしょになってしまい、マッシュポテトがドロドロになってしまっても、チーズとうまくませ合わせることができない場合です。
この2点に気をつければ、だれでもおいしい「じゃがアリゴ」をつくることができます。
いかがでしたか?
スーパーでもコンビニでも販売されている、ちょっとしたものから、フランスの郷土料理に変身するなんて、便利な時代になったものだと思いますね。
また、日ごろのおやつがおかずの一品になるのもまた重宝な世の中になったと感じます。
この忙しい時代ならではの、時短の工夫のなせる業かもしれませんね。
ぜひ、みなさんも試してみてください。
色々な味を試して、自分ならではのオリジナルを作るのも楽しいかもしれません。
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