まずは膝窩筋の動きを改善してみましょう!
筋肉が硬くなっている場合、その中でも膝窩筋にスポットを当てた対処法をご紹介します。
膝窩筋は、膝裏の関節を曲げたり内側にねじるときに働く筋肉です。階段の上り下りや歩いたとき、膝の曲げ伸ばしで痛みを感じるといった症状の場合の多くは、この膝窩筋の伸び縮みに異常が生じていることによるものです。
1.前に歩いたり、屈伸して膝の裏の痛み度合いをチェック!
2.椅子に座り、膝の裏を親指で押し、痛い場所を探してください。
3.痛む部分に両手の親指を少し痛いぐらいに押し込んで、つま先立ちをし、元に戻します。これを10回繰り返します。
4.これで最初の痛み具合と変化があったかチェックします。
5.改善が見られない場合は、親指を押し込む力を少し強くして、同じように10回繰り返します。
これでかなり痛みが改善されるはずですので、ぜひ試してみてください。
筋肉の場合は温める。嚢腫は髄液を抜くことも。
筋肉が硬くなっていることが原因の場合は、筋肉を温めてみましょう。温めることで腫れやむくみが取れ、症状は少しずつ軽減します。
また、膝裏の痛みは初期症状では痛みが治まったり、気にならないこともあります。しかし、比差が痛くて伸ばせなかったり、膝の曲げ伸ばしで違和感を感じるようでしたら、症状が進行している場合があります。
さらに、ベーカー嚢腫が発症すると、症状の進行状況にもよりますが注射器で髄液を抜くケースもあります。
ご紹介した対処法で痛みが治まらない場合は、治療院や病院で診察を受けてください。
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