マッサージが痛いと感じる原因は老廃物?一方で痛いマッサージは怪しい可能性も…!



 マッサージ、とりわけリンパマッサージは痛いものと思われています。マッサージサロンなどでは、この痛みの原因は老廃物が溜まっているためという説明があります。

 本当にリンパマッサージは痛いものでしょうか?そこで今回はマッサージ、とくにリンパマッサージについてご紹介いたします。

リンパとは?

 「リンパ」よく耳にしますがどのような働きを持つかご存知ですか?リンパ液は、血液と同様に全身に流れています。一方で血液と違い、リンパ液は流れがゆっくりとしています。

 このリンパ液は3つの働きを持っています。主に首の周辺、鎖骨、脇の下、足の付け根に集まってリンパ節を形成しています。

 これはリンパ系を流れている細菌、ウィルス、がん細胞を濾過し、全身に広がらないようにしています。つまり、リンパは免疫機能の役割を果たしているのです。

 2つ目の機能として、血液が回収できなかった老廃物を回収し、体外に排出する働きがあります。3つ目の働きとして、不要な組織液を回収し体外に排出する機能も果たしています。

リンパマッサージの効果

 では、リンパマッサージにはどのような効果があるのでしょうか?まず、マッサージの目的はリンパ液の流れを促進することにあります。

 リンパ液の流れは、筋肉の動きでリンパ管を収縮させて行われるため、ゆっくりとした流れです。その結果細胞機能が低下し、基礎代謝が下がり、体調不良やむくみを引き起こします。

 さらに、免疫機能も低下するため風邪などひきやすくなります。そこで、マッサージをしてリンパの流れを促す必要が出てきます。

 そんなリンパマッサージが痛いと感じるのは、どういうことなのでしょうか?リンパマッサージは痛いものかについての答えは、次のページでお伝えいたします。





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