女性に多い
頭部多汗症は、精神的なストレスや自律神経の乱れが原因とみられています。例えば人前に出た時、注目されると緊張して汗がでますね。
多少は誰でもそうですが、症状がひどい場合は精神科のカウンセリングを受けることをおすすめします。また心療内科などで、自律神経訓練法というリラックスするためのトレーニングを受けることも有効です。
中医学では「夏病冬治」、夏の病は冬に治せ、と言います。本日お越しの20代女性のS様は汗かき体質を治すために、寒くなってきたこの時期も漢方薬「衛益顆粒」を続けていらっしゃいます。
秋のアレルギー症状も今年は出ず、体調はいいそうですよ!#漢方 #汗かき— よろず漢方薬局 (@yorozukanpo) October 18, 2017
また、女性は更年期になると暑さや緊張に関係なく、突然発汗するホットフラッシュという状態になることがあります。ホットフラッシュは特に頭や顔から大量の汗が出ます。更年期は避けられませんが、自覚することで対処法も見つけやすくなります。
頭の汗かきを治す方法
体質改善なら、漢方薬の柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)がお勧めです。身体を温めて汗をかきやすくし、ストレスを緩和する作用もあるので自律神経の乱れを整えます。
【顔の汗に効くツボ】じわっと汗をかき始めたら、両乳首の上あたりをグッと押してみましょう。それだけで其処から上部の汗は軽減します。京都の舞妓さんも使っている技で、汗による化粧崩れを防止するため、帯はきつく乳首の上を押さえるようにするのだそうです。
— 過剰暖房抑制協会 (@no_heating) November 4, 2017
また、「半側発汗」という作用を利用する方法もあります。半側発汗とは、上半身の胸の上あたりをさらしなどを強く巻いて閉めると頭や顔の汗をかかなくなる作用です。
和装の方や舞妓さんは化粧崩れしないのと同じです。のぼせた時に、保冷材や濡れタオルで首の後ろを冷やすのも効果的なので試してみてくださいね。
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