お尻のあせも
お尻にできているブツブツの正体は、ニキビ以外にあせもの可能性もあります。
夏場などの汗ばむ時期に、長時間座っていると下着や衣服がピタッとくっついてしまい、お尻周りが常に湿気の多い状態になってしまいます。
すると通気性が悪くなり、あせもができやすい環境ができてしまいます。
治し方・解消法
お尻にブツブツやあせも、黒ずみができないようにするためには、次のようなケアを行うことをおすすめします。
・生活習慣の見直し
ニキビ原因は、皮脂の過剰分泌で新陳代謝に問題があるわけですから、お尻ニキビをケアするには、生活習慣を見直すことが大切です。
皮膚を清潔に保ち、脂っこい食べ物や刺激物はできるだけ控えるようにしましょう。
また、十分な睡眠やストレス発散を心がけ、身体を洗う際にはすすぎをしっかり行いましょう。
たったこれだけの対策でも、ニキビ発生のリスクは大きく減らすことができます。
・薬
お尻のニキビを治すには、以下のような薬が効果的です。
「ダラシン」「ゲンタシン」「アクアチム」「アクロマイシン」といった、殺菌効果の強い抗生物質が配合された塗り薬を使いましょう。
アレルギー体質の方は、抗生物質でアレルギーを発症することがあるため、抗生物質の入った薬を使用する際は事前に医師に相談しましょう。
・摩擦や刺激を与えないように気をつける
洗う際にゴシゴシしすぎないように注意したり、椅子に座る際にはクッションを置くなど、お尻に摩擦や刺激を与えないように気をつけましょう。
・お尻の蒸れを対策する
通気性の良い綿やシルクの下着を使ったり、汗をかいたらすぐに拭いたり、女性の場合は紙ナプキンでなく、布ナプキンを使うなど、お尻の蒸れ対策をしましょう。
・マッサージをして血行改善
椅子に座っていると血行が滞ってしまい、血流を悪化させ、肌の新陳代謝を悪化させる原因になってしまいます。
このため、お尻を軽く揉み解してマッサージをしてあげましょう。
・ピーリング
ピーリング剤を使用してお尻の固くなってしまった角質を柔らかくしてあげましょう。
1ページ目のツイートにあるように、日々のデスクワークによってもお尻にはブツブツができてしまうことがあります。
こうしたことをちょっと意識するだけで、きっとあなたのお尻は今より綺麗になるでしょう。
・ダーマローラーなど美容皮膚科での治療
ダーマローラーやレーザーなど、美容皮膚科での治療で目立たなくさせることも可能です。
ダーマローラーとは、極細の医療用針がついたローラーを肌で転がすことによって、わざと肌に炎症を起こさせる治療法です。
肌は、その傷を治すためにさまざまな化学物質を分泌し、その中で生まれるコラーゲンによって、みずみずしい肌が作られるというメカニズムです。
・市販クリーム
普通の保湿剤でも十分に効果は期待できますが現在おしり専用のケアクリームも多々あります。
保湿に加え美白成分が入っているもの、ざらつきや吹き出物を治す抗炎症成分(グリチルリチン酸2Kなど)が含まれているものを選ぶと良いでしょう。
いかがでしたか?
お尻にできた、おできやできものに悩んでいた方も、こちらを参考にして適切にケアしてくださいね。
人目に付く部分でもないし、ちょっと恥ずかしい部分でもあるお尻ですが、痛みや腫れなどの症状が出た時は、必ず医療機関への診断を受けてください。
少しのケアで予防もできますので、ぜひ、生活環境を見直してみてくださいね。
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